「ウラチャチャワイキキ2」イ・イギョン“精神的に大変だった…地面に落ちたパンを食べたことも”
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写真=HBエンターテインメント
視聴率は高くなかったが、イ・イギョンの活躍は際立った。シーズン1の好評にプレッシャーもあったはずだ。イ・イギョンは、地面に落ちたパンまで食べ、シーンごとに最善を尽くした。俳優イ・イギョンは、最近韓国で放送が終了したJTBC月火ドラマ「ウラチャチャワイキキ2」(脚本:キム・ギホ、ソン・ジウン、ソン・ミソ、ソ・ドンボム、演出:イ・チャンミン)で、ゲストハウス・ワイキキの共同CEOで、生計型端役俳優のイ・ジュンギ役を務めた。
「ウラチャチャワイキキ2」は、ドタバタゲストハウス「ワイキキ」に再び集まった若者たちの友情と愛、夢に向かった挑戦を愉快に描いた作品だ。昨年4月に終了したシーズン1は、青春軍団の身を投げた熱演でマニアたちからの支持を受けた。
しかし、今シーズンには主役たちが大勢いなくなり、多くのファンに残念な思いをさせた。キム・ジョンヒョンが昨年、健康上の問題でMBC「時間」から降板して以降まだ活動を休んでおり、ソン・スンウォンが無免許および飲酒運転、ひき逃げの疑いで懲役1年6月を宣告されたためだ。チョン・インソン、コ・ウォニ、イ・ジュウなどの女優たちもシーズン2に合流できなかった。
作品の終了後にNewsenの取材に応じたイ・イギョンは、シーズン2合流の過程について「脚本家さんも、台本を書き直すべきじゃなかったかな。最初に連絡をもらった時、『シーズン1で君の印象が強く残りすぎている。君が必要だ』と言ってくれた。むしろ僕がありがたかった」と明かした。
シーズン1で、イ・イギョンは特殊メイクや除毛までこなし、身を投げた熱演を披露した。「シーズン2では、どんな変装が一番記憶に残っているか」という質問に対して、彼は「シーズン1に比べて、変装をあまりしなかった。ある意味シーズン1の時は、肉体的に本当に大変だった。しかしシーズン2は精神的に大変だった」と話した。
続いて「軍隊でもそうだった。厳しい訓練をして体が疲れたら、精神的には楽になる。しかしシーズン2では、体が楽だった。実は、すべてのストーリーがシーズン1と比較されて、雑念が多くなった。苦労して変装して演技もすれば、そんなことは思わなくなるけど、そうじゃなかったから、雑念が多くなったみたいだ」と笑った。
しかし、イ・イギョンが苦労をしていないわけではなかった。特にイ・イギョンは「物乞いの特殊メイクをしてパンを食べるシーンが最も記憶に残っている」と振り返った。「実際に足で踏んだパンを食べた」と告白したイ・イギョンは「僕もドラマを見るけど、お酒を飲むシーンを撮る時に、焼酎瓶の蓋を開けてワンテイクですぐに飲まないと、人々は『本物の焼酎だ』と思わない。なので僕も監督に『本当に踏んだものをすぐに食べたい。そうじゃないと視聴者も本物だと思わない。カットしてから、きれいなパンを食べるのは違うと思う』と言ったら、監督が『そんなことまでしていいの?』と言った」と明かした。
続いて「アスファルトに落ちたパンを拾ったら、ラメみたいなものもついていた。でもそれを視聴者の方々が見て、熱心にやっているとちゃんと分かってくれた。一生懸命やれば、その分しっかり分かってもらえるという思いでやったので、記憶に残っているシーンだ」と付け加えた。
シーズン3に対する思いも明かした。イ・イギョンは「昨日が打ち上げだったけれど、僕は打ち上げの時は1次回にだけ参加して、家に帰るほうだ。その時までも特に何の話もなかった。シーズン3、シーズン4はあったらいいなと思う。僕もやらない理由がないし、俳優たちも皆そのまま出演してほしい。実は、俳優同士でもシーズン3に対する言及はあまりなかった。もちろんシーズン1の時も、シーズン2についてたくさん話したわけではない。すべてのドラマが、シリーズを予測しながら撮影するわけではないので」と自身の考えを伝えた。
記者 : キム・ミョンミ