日本アニメ原作映画「人狼」カン・ドンウォン&SHINee ミンホら、派手な“拳銃アクション”に期待度アップ
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写真=ユニオン投資パートナーズ、ワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズ
映画「人狼 JIN-ROH」が派手な拳銃アクションで、観客たちの期待感を高めている。日本アニメ原作の映画「人狼」は韓国と北朝鮮が5年の準備期間を経て統一を宣布した中、反統一武装テロ団体セクトが登場した混沌の2029年、警察組織である特殊機甲大隊と情報機関である公安部を中心とした絶対権力機関の間の対決の中、狼と呼ばれる人間兵器“人狼”の活躍を描いた作品だ。
分断国家韓国だけで可能な設定である、統一を控えた混沌の未来を描くという点で、ユニークなSF映画を期待させる。テロ組織と権力機関という三つの勢力の設定と、強化服を着た狼と呼ばれる人狼の存在は、強力な未来の兵器をベースに起こる強烈なアクションを予告する。
それぞれの利害関係のために、お互いに銃を構える三つの集団の兵器を別々に設定し多様な銃器を使うが、16種類、計44個の銃器が登場する。統一に反対する反政府武装テロ組織“セクト”は、兵器を安定的に供給することができない状況という特徴で、あちこちから出処が不明な兵器を集める。
1940~1950年代に設計され、1960~1970年代にベトナム戦争で使われたAK小銃、第二次世界大戦の時にイギリス軍が使ったランチェスター、マークワン機関銃などなるべく旧式で多様な兵器を設定した。新しい警察組織である特殊機甲大隊の場合、政府部隊として武装を強化すべきであり、彼らが着る強化服の重く威圧的なデザインとも似合うよう、MG42重機関銃を使用した。
特に、最優秀隊員イム・ジュンギョン(カン・ドンウォン)が、セクトの爆弾運び屋である赤ずきん少女に出会った時に目を引くMG42重機関銃は、映画「プライベート・ライアン」の初シーンで観客たちに強烈な印象を与えた銃で、強化服の威力的なイメージを強調させる。ここに政府機関である特殊機甲大隊の特性に合わせ、実弾ではなくゴム弾を使う設定を追加するなど、説得力を与えた。
公安関連中心に働く政府機関の公安部には、なるべく目立たず、持ち歩くのが簡単な小さい銃器を与えた。公安部の次長ハン・サンウ(キム・ムヨル)は主にM4カービン小銃を使い、イム・ジュンギョンと対立するシーンではM203グレネードランチャーを加えキャラクターの強い意志を伝えたりした。
このようにお互いに違う特色を持っている勢力たちを代弁するオーダーメイドの銃器は、混沌の近い未来に対するリアルさを与えるだけでなく、説得力を高めながら興味を刺激する。
カン・ドンウォン、ハン・ヒョジュ、チョン・ウソン、キム・ムヨル、ハン・イェリ、SHINeeのミンホなどが出演するキム・ジウン監督の新作「人狼 JIN-ROH」は、韓国で25日に公開される。
記者 : キム・ナラ