2017年の「CM女王」は誰?トップ3を公開

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写真=江原平昌水、bhc、ビタ500
いつの時代もCM女王はいる。1970年代にはチャン・ミヒ、ユ・ジイン、チョン・ユニが“トロイカ”と呼ばれ、1980年代にはイ・ミスク、イ・ボヒ、ウォン・ミギョンの3人体制になった。続いて1990年代にはキム・ヒソン、コ・ソヨン、シム・ウナが、2000年代には、いわゆる“テへジ”と呼ばれるキム・テヒ、ソン・ヘギョ、チョン・ジヒョンが活躍した。

そして今、スリートップと言えるCMモデルはキム・ヨナ、チョン・ジヒョン、miss Aのスジだ。セヌリ党のミン・ギョンウク議員が2016年10月、韓国放送広告振興公社(KOBACO) から提出された「ここ3年間、消費者に愛されたCMモデル」と題した資料によると、女子モデルランキング1位はチョン・ジヒョン、2位はスジ、3位はキム・ヨナだった。特に彼女たちは一つのブランドと2~3年以上契約を締結しており、目をひく。

フィギュアクイーンのキム・ヨナは、国民からの好感度が高いだけでなく、信頼感を与えるイメージでCM界からラブコールを受けてきた。キム・ヨナは毎年年末にKOBACOが発表する「消費者行動調査」の「消費者が選ぶ最高の広告モデル」に着実に選ばれている。2009年「消費者が選ぶ最高の広告モデル」1位に選ばれて以来、毎年上位をキープしており、2016年にはAOAのソリョンに続き、女性モデル2位になり、2014年1位、2位だったチョン・ジヒョンとスジをおさえた。

コカコーラ社の“江原平昌水(カンウォンピョンチャンス)”は最近、キム・ヨナと6回目の専属モデル契約を締結した。5年間「ヨナと飲む水」で江原平昌水を知らせてきた功労を認めると共に、江原平昌水が追求する“清潔さ”と“正直さ”というブランドの哲学とイメージに最も合致したためだ。キム・ヨナは現在、江原平昌水の他にもIt's skin、KB金融グループ、J. ESTINA、NEW BALANCE WOMENなど様々な分野のモデルとして活動している。

2000年代のトロイカと呼ばれたチョン・ジヒョンは2013年、SBS「星から来たあなた」を通じて再び人気が高まった。その結果、2014年、2015年、KOBAKOの「消費者行動調査」で「消費者が選ぶ最高の広告モデル」1位に選ばれた。

チキンフランチャイズbhcは5月、チョン・ジヒョンと再契約を締結したと発表した。ここ3年間bhcモデルとして築いてきた信頼を基に、ブランドの知名度向上に貢献したと評価されたためだ。チョン・ジヒョンは売上や知名度向上を認められ、加盟店の事業主たちから好評を博し、4年間bhcのモデルとして活動している。現在、チョン・ジヒョンはNEPA、新世界免税店、VOLVIKゴルフウェア、STONEHENGEなどのモデルとして活躍している。

最近、JYPエンターテインメントと再契約を締結したスジは代表作である映画「建築学概論」以来14ヶ月間、約100億ウォン(約10億円) の広告収益を上げたと知られている。「建築学概論」で得た“国民の初恋”イメージは今も有効で、2014年、KOBACO「消費者行動調査」で2位、2015年2位、2016年4位など、毎年上位をキープしている。

スジもモデル再契約の割合が高いスターだ。特にスジを前面に出したCMキャンペーンで効果を得た広東(クァンドン) 製薬のビタ500は2013年以来、スジをモデルに起用している。また、スジは昨年に続きデニムブランドGUESSのモデルとしても活動している。

記者 : ソ・ハヨン