JOO「パク・ジニョンと共にした9年、JYPから出て行くことが怖かった」

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写真=Woollimエンターテインメント
「JYPエンターテインメントは私を歌手として育てたところです」

歌手JOOが、約5年ぶりに新しい所属事務所でニューアルバムをリリースする。JYPからWoollimエンターテインメントに移籍した後に初めて見せる歩みであり、2011年1月にリリースした「悪い男」から久しぶりに発表する新曲という点で視線を引く。

「ステージに対する渇望がなかったというと嘘になりますが、ミュージカルなどの公演をしながらそのような欲求を解消し、心身を修練しました。そうしていると、焦ったり不安は気持ちはなくなりました。早く出なければならないという焦りはありませんでした。欲が度を越すと、機会がきた時に更に負担を感じるかと思い、時の流れに任せて待ちました」

JOOはJYPで青春時代を全て送った。練習生時代まで合わせれば、計9年をJYPと共にした。しかし、活発な活動は進められることはなかった。舞台恐怖症だと見る人々を残念がらせたJOOは、今年初めにJYPとの契約を終え、新たなスタートを知らせた。JYPとの決別の便りは皆を驚かせた。

「実際にJYPから出て行くこと自体が怖くなったこともありました。未成年者である時期からその垣根の中にいたので、母親の胸から抜け出す感じでした。あえてJYPを出て行かなければならないという考えもありませんでしたし、必要性も感じられませんでした。私が音楽的に第一歩を踏み出せるようにしてくれた方がまさにパク・ジニョンプロデューサーなので、現存するプロデューサーの方たちの中では、私のことを最もよく知っている方だと思いました。そうするうちに契約満了の時点を控えて、私の歩みについて議論する過程で、新しいスタートを切るのが良いと結論を出しました。JYPもアイドル中心に展開しているので、これからは私にさらに気を配ることのできる事務所と仕事をするのがより良いと判断しました。そこで、ちょうどWoollimから一緒に仕事をしようというオファーが来て、良い機会を得ることになりました」

JOOはJYPでの活動を良い思い出として残した。今回も2011年に共同作業した作曲家E-TRIBEともう一度手を組んだ。E-TRIBEは、JOOが所属事務所を移籍する前にリリースした最後のミニアルバム「Heartmade」にプロデューサーとして参加したことがある。当時JOOはE-TRIBEの「悪い男」をタイトル曲に押し出し、心に響く濃厚なボーカルで好い反応を得たことがある。彼らの再会がもう一度どのような相乗効果を生むのか、注目されている。

JOOの新しいシングル「泣いて吹く」は2日、各音楽配信サイトを通じて発売された。

記者 : チョン・ウォン