「フィッシュマンの涙」パク・ボヨン“狼ソン・ジュンギに続き魚イ・グァンスと共演…どちらも大変だった”

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女優パク・ボヨンが狼に続き魚と共演した感想を述べた。

14日午後、ソウル城東(ソンドン)区杏堂洞(ヘンダンドン)のある飲食店で行われた映画「フィッシュマンの涙」(監督:クォン・オグァン、制作:映画社ウサン)のメディアデーには、クォン・オグァン監督をはじめ、俳優イ・グァンス、イ・チョニ、パク・ボヨンが出席した。

「フィッシュマンの涙」で魚人間パク・グ(イ・グァンス)を利用してネット上の話題の女になろうとするジュジン役を演じたパク・ボヨンは「イ・グァンス兄さんが魚の仮面を被って前が見えない状態で演技をしたので本当に苦労した。真冬なのに魚の仮面のせいで汗が流れ続けるほどだった」と話を始めた。

イ・グァンスは今回の作品のために重さ8キロの魚の仮面を被って演技を披露した。特殊撮影の時間だけで毎回6時間かかった。

パク・ボヨンは「『私のオオカミ少年』では言葉が話せない狼(ソン・ジュンギ)と共演したではないか。今回は魚の仮面のせいで前が見えないグァンス兄さんと演技を披露した。狼も魚もどれも大変だった」と打ち明け、笑いを誘った。

他にもパク・ボヨンは「グァンス兄さんは前が見えないので、私が兄さんの視点に合わせながら演じた」とし「本当に大変な状況だったが、グァンス兄さんが感情の演技をとても素晴らしく演じてくれて息を合わせるのは難しくなかった」と絶賛し、周りを和ませた。

「フィッシュマンの涙」は薬を飲んで眠るだけで30万ウォン(約2.8万円)がもらえるという臨床試験に参加したパク・グが、新薬の副作用で魚人間となって展開される奇想天外なストーリーを描く作品だ。第66回カンヌ国際映画祭短編部門の短編パルムドールを受賞したムン・ビョンゴン監督の「Safe(原題)」の脚本を手がけたクォン・オグァン監督がメガホンをとった。第40回トロント国際映画祭のバンガードセクション、第20回釜山(プサン)国際映画祭のオープンシネマ部門に公式招待された。韓国で10月22日に公開される。

記者 : キム・スジョン、写真 : ムン・スジ