“強制執行逃れの疑い”パク・ヒョシン、来月13日に公判を再開…判決宣告が再び延期に

OSEN |

強制執行逃れの疑いで起訴された歌手パク・ヒョシンに対して検察側が弁論の再開を申し立てた。

15日、ソウル西部地方裁判所によると、当初16日午後に所属事務所に返すべき損害賠償金を横領した疑いがもたれているパク・ヒョシンへの判決が下される予定だったが、宣告を延期し、来月13日に公判を再開することにした。

これに対して、西部地方裁判所の関係者はOSENとのインタビューに「通常、検察が弁論を再開する場合は、このまま終わらせると不利なため、追加の証拠を提出するなど、さらに審理が必要だと判断した時だ」と述べた。

5月21日に開かれた第2回公判で検察はパク・ヒョシンに罰金500万ウォン(約55万円)を言い渡した。パク・ヒョシンは最後の陳述で「公人として慎重に行動すべきでしたが、たくさんの方に心配をおかけしてしまい申し訳ありません。誰かに被害を与えるための行動ではありませんでした」と善処を求めた。

パク・ヒョシンは専属契約の問題で前所属事務所と長期間にわたって裁判中であり、2012年に最高裁判所から前所属事務所に15億ウォン(約1億5千万円)を賠償する判決を言い渡された。前所属事務所はパク・ヒョシンが賠償金に対する強制執行を避けるため、新しい所属事務所と専属契約を締結する際、他人名義の銀行口座で現金を受け取る取引をしたと主張し、2013年にパク・ヒョシンを告訴した。

これにパク・ヒョシン側は一連の事実関係は認めたものの、賠償判決確定後に賠償金と法定利息を個人的に返済することができず、自己破産を申し立てたことや、その後事務所の支援を受けて債務を返済したことなどを強調し、隠匿する意図はなかったと主張した。

記者 : キム・ユンジ