4Menの元メンバーであるキム・ヨンジェが、約8億ウォン(約8800万円)相当の詐欺の疑いで裁判を受けている中、外車横領事件に加わったことで追加起訴された。

聯合ニュースによると6日、ソウル中央地検刑事5部(部長検事：チョン・スンス)は担保として横領された高級乗用車を借りた(贓物(盗品)保管)疑いでキム・ヨンジェを在宅起訴したという。また、キム・ヨンジェに車両を貸したパク氏を身柄拘束し、起訴した。

検察によるとキム・ヨンジェは昨年7月30日、パク氏に2千万ウォン(約220万円)を支払い、2ヶ月間利用する条件で市価2億3千500万ウォン(約2600万円)相当の高級スポーツカーアウディ R8 5.2 クワトロを借りた。

しかし、同車はチョコレート製造メーカーC社の名義でリースされた後、横領された状態だった。C社の代表ソ氏と本部長ノ氏らが車両リース会社から借りた後、パク氏に借金6千万ウォン(約660万円)を借りながら担保として提供したのだ。

同車はリース契約の2週間後にパク氏を経てキム・ヨンジェに渡った。検察はキム・ヨンジェが車両の流通経路を知った上で借りたと判断し、贓物保管の疑いを適用した。

検察は乗用車を横領することを共謀したソ氏など4人を在宅起訴した。パク氏は贓物取得などの疑いで拘束した。

キム・ヨンジェは2008年に4MenのEPアルバム「First Kiss」で音楽シーンにデビューした。その後、4Menとして「Thank You」「Sorry」「YOU」などをリリースし、活動を続けてきた。2014年に所属事務所との契約が満了し、独立した。同年、知人たちに投資金の名目で資金を騙しとった疑いで在宅起訴された。