ソル・ギョング&パク・ヘイル出演「22年目の記憶」予告ポスター&スチールカットを初公開

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写真=映画「22年目の記憶」ポスターおよびスチール
ソル・ギョング、パク・ヘイルが出演する映画「22年目の記憶」(監督:イ・ヘジュン、制作:パンチャパンチャ映画会社)が予告ポスターとスチールカットを初公開した。

「22年目の記憶」は自分を金日成(キム・イルソン)だと固く信じる男とそんな父親のため人生がこじれた息子の物語を描いた作品だ。初めての韓国と北朝鮮による南北首脳会談のリハーサルのために金日成の代役が存在したという歴史的事実に映画的想像力を加えた。

今回公開された予告ポスターは無名の演劇俳優から一世一代の配役、金日成役を演じるために頭からつま先まで彼と同じ話し方と行動を身につけ、次第に独裁者に変わっていくソングン役を演じたソル・ギョングの新しい姿が視線を引きつける。

特に、横姿だけが公開されたにも関わらず、これまで見てきた姿ではなくキャラクターと完璧に一つになったソル・ギョングの圧倒的な変身は、映画に対する期待を高める。また、後ろに手を組んだまま黙々と前を見つめているソングンの姿に加えられた「初の南北首脳会談、存在さえ秘密だった一人の男がいた」というキャッチコピーは、国と民族のためのもっとも偉大な演劇、もっとも秘密めいたプロジェクトの主人公だった一人の男の隠された物語への興味をかきたてた。

予告ポスターと共に公開されたスチールカットは1970年代と1990年代が合わさり、次第にキム・イルソンの代役に没入して変わっていくソングンの姿と、それによって30代から老年の姿まで演じたソル・ギョングの幅広い変身で注目を集める。

純朴な無名の演劇俳優時代の姿をはじめ、外見を整え、仕草を真似ながら次第に独裁者へと変化していく1970年代の若いソングンの姿、そして時間が流れて1990年代、依然として自分を金日成だと固く信じている老年のソングンの姿が公開され、関心を高めている。

さらに、自分を金日成だと信じるようになった父のために、人生がこじれてしまった息子テシク役を演じ、俗物根性たっぷりのキャラクターで帰ってきたパク・ヘイルの姿が公開され、ソル・ギョングとパク・ヘイルの初めての親子演技に対する相性と特別な相乗効果への期待を高めた。

「22年目の記憶」は韓国で今年の秋に公開される予定だ。

記者 : キム・スジョン