ファン・ボラ主演のホラー映画「ナビゲーション」韓国で7月3日公開

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写真=ゴールデンタイドピクチャーズ(株)
女優ファン・ボラ主演のホラー映画「ナビゲーション」が封切り日を確定した。

「ナビゲーション」は衝動的に旅行に出発した青い星映画サークルの3人のメンバーが、偶然に拾ったカーナビの案内に従って目的地を探して行く中、思いがけない状況に遭遇して極限の混乱に陥るホラー映画だ。

今日私たちが日常でよく使用しているカーナビが、映画の中では主人公たちの意志とは無関係に彼らを最悪の状況に追いやって、これを見守る観客までも息の詰まるような恐怖の現場に案内する。

特にフェイク・ドキュメンタリーの1種であるファウンド・フッテージ(Found Footage:映画やテレビ番組のジャンルの一つで、撮影者が行方不明などになったため、埋もれていた映像という設定のフィクション作品)形式で撮影された「ナビゲーション」は、劇中で主人公が撮影するカメラと、カーナビに装着されたブラックボックスカメラ、そして防犯カメラなどに写った映像などを通じて、彼らが直面した状況を生々しく見せ、実際に事件を見ているかのような錯覚を起こさせるだけでなく、現場の恐怖感を極大化させる。

これと共に映画の最後に明らかになる主人公たちの実体は、観客たちにとって驚きを禁じえることができない衝撃を抱かせることと期待が寄せられている。

「ナビゲーション」の演出は、ハリウッドで長年技術監督として活動したチャン・グォンホ監督が務めた。ヤン・デ・ボン監督の「ホーンティング」(1999)、ポール・バーホーベン監督の「インビジブル」(2000)などに参加しながら実力を積んだチャン・グォンホ監督は、今回の作品を通じて卓越した演出力を遺憾なく発揮し、韓国ホラー映画の果敢な挑戦を試みた。

極限の恐怖から逃れるため、凄絶な死闘を繰り広げる青い星映画サークルの3人のメンバーは、ファン・ボラ、タク・トゥイン、キム・ジュノが演じた。ファン・ボラは青い星の紅一点スナ役を、「戦火の中へ」「アタック・ザ・ガス・ステーション2」などで、個性満点な演技を披露したタク・トゥインは青い星のカメラマンのミヌ役を、演劇と映画、ドラマなど多数の作品に出演したキム・ジュノが青い星で一番年上の先輩チョルギュ役をそれぞれ務めた。

「ナビゲーション」は、韓国で7月3日に封切り予定だ。

記者 : イ・ウンジ