「トライアングル」ZE:A シワン“JYJ ジェジュンがサバ定食を食べる姿、不思議だった”

@STYLE |

幼少時代に離れ離れになり、互いを知らないまま再会する三兄弟の行き違う運命を描いた「トライアングル」。別れていた歳月ほど、あまりにも異なる三兄弟のストーリーが視聴者の好奇心を刺激している中、三兄弟を演じるイ・ボムス、JYJ ジェジュン、ZE:A シワンも異なる個性で女性を魅了している。

―初めてドラマで子役でなく成人役を演じたが。

シワン:これまでドラマでは子役だけを演じてきたが、初めて劇の最初から最後まで出演することになり、期待の分だけ負担も大きく感じている。時間の余裕なく撮影するのが最も不安だったし、体力と眠気との戦いが多くて心配だった。

―これまで披露してきたのとは違うキャラクターなので、負担を感じると思う。

シワン:これまでのキャラクターとは反対だ。作品を多くこなしてきたわけではないが、主に良い人のキャラクターだったと思う。しかし今回は、ほとんど悪役と言っていいキャラクターだ。僕なりに出した答えは、自分の日常をユン・ヤンハにすることだった。この瞬間に言う一言もシワンではなく、ユン・ヤンハが話す言葉にし、仕草もユン・ヤンハの仕草になるよう合わせるのが最善の方法だと思う。疲労感を感じるかもしれないが、これまでやってきた数少ない作品でもそうだったように、最善を尽くすつもりだ。

―デビューしてからずっと演技の好評を受けてきた。そのため、今回の作品に対する大衆の期待も高い。

シワン:僕はまだ数作しかやっていない新人だ。新人のメリットは、誤って転んでも大きくは怪我しない点だと思う。そのメリットを十分活かして、今回の作品にも一生懸命、楽しく取り組みたい。

―映画「弁護人」のジヌ役が大きな壁だと話したことがあるが……。

シワン:「弁護人」が上映されていた頃、ジヌというキャラクターは僕が超えなければならない大きな壁だと話したことがある。でも、もうその言葉は訂正したい。今になってわかったのは、ジヌというキャラクターは僕が超えなければならない壁ではなかった気がする。ジヌはジヌであって、「トライアングル」のキャラクターはそのキャラクターとして受け入れればいいと思った。もちろん、「弁護人」を含め他の作品を撮影した際の良い記憶は心の中に大切にしまっておくが、今は当時の情緒は持っていない。これから更に「トライアングル」の中の人物の情緒を満たしていくつもりだ。

―ジェジュンと兄弟として共演している。第一印象は?

シワン:カジノの練習の時、ジェジュン兄さんに初めて会ったが、本当に不思議だった。ジェジュンさんと初めて食事をした時、サバ定食を食べていた。それが馴染めなかった。慣れない姿だった。何だかジェジュン兄さんはご飯も食べなさそうだし、食べるとしてもハンバーガーやピザみたいなものだけ食べそうだった。神秘主義に近い幻想があった。サバ定食を食べている姿を見たら、人間らしく思えた(笑)

―ドラマとZE:Aの活動を並行しているが。

シワン:自分の欲ではあるが、ドラマとアルバムの中の一つに集中したほうがいいとは思う。ドラマであれアルバムであれ、一つだけしっかりやって相乗効果を生むのが正しいと思う。でも、都合上ZE:Aのアルバムも出さなければならないし、ドラマの撮影もしなければならない。このような状況で融通を利かせて2つの目的を一度に達成する方法を考えなければならない。最善を尽くして、両方とも叶えたい覚悟だ。

記者 : イ・ミンジ、写真 : テウォンエンターテインメント