ソン・スンホン、13年を経て花開いたトーク術…「僕の姿を見たら皆出演してくれなくなるかも」

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写真=MBC「ラジオスター」放送画面キャプチャー
俳優ソン・スンホンが「ラジオスター」で意外な魅力を発散した。

7日に韓国で放送されたMBC「黄金漁場-ラジオスター」には、映画「情愛中毒」チームの俳優ソン・スンホン、チョ・ヨジョン、オン・ジュワンとキム・デウ監督が「ソン・スンホンとつながったアメ」特集に出演した。ソン・スンホンは、シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「男女6人恋物語」以来、13年ぶりにバラエティ番組に出演することが伝えられ、放送前から期待を集めた。

この日の放送では4人のMCキム・グクジン、ユン・ジョンシン、キム・グラ、SUPER JUNIORのキュヒョンが場を最高に盛り上げながらソン・スンホンを紹介した。ソン・スンホンが紹介されると、オーラが輝くようなCGが画面に映りながら彼を迎え入れ、キム・デウ監督とチョ・ヨジョン、オン・ジュワンなどが連なって番組セットに姿を現した。

優れたルックスで浮上し、18年もの間俳優として活躍しているソン・スンホンは、まだどこにも見せたことのない特別なトーク術で注目を集めた。非常に上半身が鍛えられた俳優としてよく知られているソン・スンホンはこの日、青色のシャツを着て登場し、MCたちは「上半身が凄い。札束がたくさん詰まった財布を見ているかのようだ。今にでもシャツがはち切れそうだ」と言って彼のスタイルを称賛した。

これにキム・デウ監督は、「撮影現場で彼の胸を触ったりする。そうするととても気持ちが落ち着く」と話し、それを受けソン・スンホンは、「監督は女優にはできないから僕を触る」と言って周りを爆笑させた。ソン・スンホンの歯切れの良いトークはここで留まることはなかった。

ソン・スンホンは知人の過去話とパイロットの友人の厄介だった話を披露し、椅子から立ち上がって自ら再現してみせた。また、「ラジオスター」の作家の友人が過去にナイトクラブでソン・スンホンとクォン・サンウを目撃したというエピソードで、「誰が一番イケメンか聞かれた」という話に、「恐らく10年以上前の話だろう。とてもお酒に酔っていたのだと思う」と言い、恥ずかしそうな表情をして笑いを誘った。

また、今年で37歳なのにまだ結婚していないことから知人たちに心配されていることを告白し、以前SBS「ヒーリングキャンプ~楽しいじゃないか~」に出演したホン・ソクチョンがソン・スンホンのことを理想のタイプだと言及した時のエピソードを打ち明けた。

ソン・スンホンは「その時、母が深刻そうな声で僕を家に呼んだ」と話し、キム・グラは「ソン・スンホンがあまりにも良い人だからそうなるのだ」と彼の善良な心を代弁した。続いて女性に親切に接する癖が体に染み付いているというオン・ジュワンを見て、一つでも学ぼうと必死な姿を見せた。

ソン・スンホンは久しぶりのテレビ出演でユン・ジョンシンの曲「ずっと昔のあの日」を熱唱し、その後オン・ジュワンが歌を上手に歌う姿を見て、「もう一度やらなければならないようだ」と冷や汗を流す素直な姿を見せた。

MCユン・ジョンシンは、ソン・スンホンの姿に「ソン・スンホンが出演したことにより、トップスターたちに『ラジオスター』の門戸が大きく開かれるようになると思う」と話したが、ソン・スンホンは「むしろ僕の姿を見たらもっと出演してくれなくなるんじゃないかと思う」と、最後まで気の利いたトークセンスを見せた。

ソン・スンホンは「ラジオスター」の収録を終えての感想で、「ずっと出たいと思っていた。近付き難かった未知の世界だったけれど、こうして出演することができた」と、オープンに自身の話を披露したことに対して満足感を示した。この日、ソン・スンホンは少し意外な姿とホダン(しっかりしているように見えて抜けている人)の一面たっぷりな姿で、俳優ソン・スンホン以外にもソン・スンホン個人としての魅力を発散した。

記者 : シン・ソウォン