「情愛中毒」ソン・スンホン“人生初のベッドシーン、プレッシャーがないわけがない”

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写真=TVレポート DB
俳優ソン・スンホンが映画「情愛中毒」(監督:キム・デウ)出演感想を伝えた。

「情愛中毒」はベトナム戦争が終盤に差し掛かっていた1968年、厳しい位階秩序と上下関係で結ばれた軍官舎の中で繰り広げられる男女の秘密に包まれた破格的なラブストーリーを描いた映画だ。

「情愛中毒」で皆の信任を一身に受けるエリート軍人キム・ジンピョンを演じたソン・スンホンは30日、ソウル論硯洞(ノンヒョンドン)のあるカフェで取材陣に会い、「人生初のベッドシーンだ。出演前にプレッシャーはなかったのか」という質問に「プレッシャーがないわけがない。20代の僕だったら、自信がなかった作品」と答えた。

ソン・スンホンは「僕も30歳を過ぎた。いざやるなら、1つでも若いときにやってみようという気持ちで挑戦することになった」とし、「いつも僕が持っている線、イメージの中でだけ遊んでいた。それを破ってみたかった」と伝えた。

続けて「ある瞬間、自らが作った壁が監獄のように感じられた。若いころから“俳優は様々な役をやってみないと”と話してきたが、いざ実践に移すことはできなかった。いつも僕が考える基準の中だけで動いていた。『情愛中毒』はその壁を壊してくれた作品」と話した。

これについてキム・デウ監督は「ソン・スンホンという財を使った多数の前例があるじゃないか。従来、僕たちがもっているソン・スンホンに対する違う面を探しだそうと努力した」と愛情を示した。

「情愛中毒」は「情事」「スキャンダル」の脚本、「恋の罠-淫乱書生-」「春香秘伝 The Servant 房子伝」の演出を手がけたキム・デウ監督がメガホンを取り、ソン・スンホン、チョ・ヨジョン、オン・ジュワン、イム・ジヨンが熱演した。韓国で5月15日に公開される。

記者 : キム・スジョン