「さまよう刃」チョンソル学院による上映禁止仮処分申請について…“実在するとは認識していなかった”
TVREPORT |
写真=映画「さまよう刃」スクリーンショット
映画「さまよう刃」(監督:イ・ジョンホ、制作:エコフィルム)がチョンソル学院による上映禁止仮処分申請について「認識していなかったこと」と困惑した。「さまよう刃」を制作したエコフィルムのある関係者は14日午後、TVレポートとの電話取材に対し、「本日(14日)、チョンソル学院側が映画のシーンについて問題を指摘した」と話を始めた。
この関係者は「15日に『さまよう刃』を対象に上映禁止仮処分申請をすると言われた。まずはチョンソル学院側と円満な合意点を導き出すために努力している。明日もう一度会って相談する予定だ」と伝えた。
今月10日に韓国で公開された「さまよう刃」の劇中で、主人公が娘を殺した犯人を追跡する過程で“チョンソル学院”が登場する。同場所が未成年者の売春を斡旋する場所として登場したことで注目を浴びた。これについて実際に存在するチョンソル学院側はイメージの毀損を理由に上映禁止仮処分申請を準備中だ。
「映画が公開される前にチョンソル学院が実際にあるということを認識していなかったのか」という取材陣の質問に、映画関係者は「実際、映画が公開されるまで認識していなかった。現在すでに映画が公開された状態なので、編集やモザイク処理を行うこともできない。別の方法を模索中だ」と説明した。
「さまよう刃」は一瞬にして娘を失い、殺人鬼となってしまった父、そして彼を捕まえなければならない刑事の切ない追撃を描いた犯罪スリラー映画だ。俳優チョン・ジェヨンとイ・ソンミンが熱演し、映画「ベストセラー」(2010)を演出したイ・ジョンホ監督がメガホンをとった
記者 : チョ・ジヨン