B1A4、5人じゃなければ意味が無いステージ…ファンへの愛情に溢れた単独コンサート(総合)

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写真=キム・ジェチャン記者
デビュー時から少女ファンをターゲットにして出撃した。純粋なイメージを強調させた5人の少年たちにも、いつの間にか4年という時間が過ぎた。初々しい雰囲気はいまだ変わらず、優しく甘い雰囲気までアピールできる青年に成長した。しっかりとしたファン層を越え、大衆性まで広げたB1A4のファン目線のファンサービスは、さらにアップグレードした。

16日、ソウルオリンピック公園SKハンドボール競技場でB1A4の3度目の単独コンサート「2014 B1A4コンサート THE CLASS」が開催された。15日の公演に続き、B1A4(ジニョン、サンドゥル、バロ、シヌゥ、ゴンチャン)はコンサートタイトルのもと、登校、1学期、試験、2学期、学園祭、卒業のテーマに合わせて140分のランニングタイムを満たした。

B1A4は今年1月にリリースした2ndアルバム「WHO AM I」の収録曲とヒット曲をバリエーション豊富に選曲した。「WHO AM I」でコンサートをスタートさせた5人のメンバーは、「今日は僕たちみんな友達だ。楽しい時間を過ごそう」と会場の雰囲気を盛り上げた。

制服スタイルで登場したB1A4は、メインステージとY字型のステージを行き来しながら少年の感性を披露した。メンバーは曲間にミニドラマを流し、自然にストーリーを繋げていった。学生時代を振り返りながら、観客とより密接にコミュニケーションをとった。


“自作ドル”B1A4の力…ヒット曲メドレー

B1A4は、平均年齢が低いファン層に合わせた構成で共感を引き出した。すでに2回の単独コンサートを開催したグループらしくB1A4はコンサートの間、余裕のある雰囲気を見せた。特に、メンバー全員が挑戦したシチュエーションコントに客席は集中した。メンバーたちのコメントと表情一つ一つにファンは歓呼し、嘆声をあげた。

メンバー別のカラーを発揮できる時間も設けられた。シヌゥのソロ曲「音楽に酔いしれて」、サンドゥルとゴンチャンの「胸が一杯になる」、ジニョンとバロの「BABY」を順に披露し、完全体のB1A4とは異なる魅力をアピールした。彼らはハツラツとしたダンスからしっとりとしたボーカルハーモニー、妖艶なラップとパフォーマンスを披露した。

今年でデビュー4年目を迎えるB1A4は他のグループに比べ、ヒット曲のレパートリーを多数保有している。“自作ドル”(自作曲で活動するアイドル)と呼ばれるほど、B1A4は発表曲に対するメンバーの参加度が高い。お互いの性向を良く把握しているおかげで魅力を最大化できた。同時に大衆的な人気も得て、確実な“1位歌手”の座を固め始めた。


“1位歌手”B1A4の力…5人は一つ

この日、ライブバンドと共演したB1A4は、番組のステージとは異なる結果物を作り上げた。振り付けに注力せず、アコースティックにアレンジし、感性を最大限引き上げ、ファンが一緒に歌い、楽しめるよう配慮した。

B1A4は「先ほど公開したミニドラマの台詞の中に、『5人じゃなければ出来ない、意味がない』というのがあった。それが正しいと思う」とし、これからもB1A4という名前で5人のメンバーが一緒に活動することをファンと約束した。

今年、1位のトロフィーを獲得した「LONELY」ならびに「BABY I'M SORRY」「イゲ ムスン イリヤ ~なんで?どうして?」などのナンバーを次々と熱唱したB1A4は「最後まで一緒に走ってくれたファンに本当に感謝している」と挨拶した。エンディング曲で「In The Air」「おやすみ good night」「O.K」を選曲したB1A4はアンコールステージを予告し、ファンをさらに熱狂させた。

記者 : キム・イェナ