“15年ぶりの日本公演”チョー・ヨンピル「再びスタートする気分です」

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写真=インサイトエンターテインメント
歌手チョー・ヨンピルが15年ぶりに日本で公演を開催する感想として「再びスタートする気分」と述べた。

7日、東京国際フォーラムにて「CHO YONG-PIL“Hello Tour”in Tokyo」が開催された。チョー・ヨンピルにとっては1998年以来となる15年ぶりの日本公演だった。1980年代に日本で大きな人気を博したチョー・ヨンピルは「本当に嬉しい」と語り、2時間以上続いた公演で4千人の観客の前ですべてのエネルギーを出し切った。

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以下はチョー・ヨンピルとの一問一答。

―15年ぶりの日本公演だが、感想は?

チョー・ヨンピル:僕も本当に久しぶりに日本に来たため、わくわくする気持ちもあるし嬉しい。以前は本当によく来たが、10年、15年、20年と(間隔が空くことに)なったようだ。ニューアルバムも久しぶりにリリースしたため、今日のコンサートを通じて知らせたい。そして再びスタートする気分だ。久しぶりに良い機会に公演することになり、とても嬉しい。

―新曲をライブで初めて日本のファンの前で披露するが、反応がどうなのか緊張はしないのか?

チョー・ヨンピル:新しいアルバムに対する反応は、今回の公演を通じて確認しなければならないようだ。広報はテレビを通じてしないからすごく難しい。韓国でショーケースをするという気持ちで公演する。また期待もしている。今日いらっしゃる方々は、15年、20年ぶりに新たに会ったので嬉しい。韓国の方たちもたくさん来るだろうと思い、ファンに感謝している。

―日本の歌手の谷村新司が来る。久しぶりに友達に会う感想は?

チョー・ヨンピル:実は谷村新司とは、3年前にも一緒にインタビューをした。たまに会っている。彼が韓国に家族と来たこともあった。後で会うが、3年でも久しぶりだからとても嬉しい。

―韓国と日本の政治的な葛藤のある時点で、K-POPの活動も伸び悩んだ。そんな状況で今回の公演に取り組むにおいて、肩が重いことだろう。

チョー・ヨンピル:私はそんなことについては、そうは考えない。私は音楽をする人であり、文化的なレベルではそのようなこととは全く関係がない。それについて特に考えたことはない。

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―日本で活動を本格的に再開する考えは?

チョー・ヨンピル:まだスタッフたちと比重を置いて話したことがない。スケジュールが組まれているため、することがたくさんある 。公演が終わった後にそのような話をすることになりそうだ。

―立体感のある舞台効果を演出する「ドットイメージ」という技術を初披露するが。

チョー・ヨンピル:大和プロデューサーと、今回の公演でどんなものを披露したらいいだろうかという話をして決定したことだ。一風変わったステージになるはずだ。

―日本で公演しなかった過去15年間、韓流が日本で人気を集めている。

チョー・ヨンピル:K-POPが日本だけではなく、東南アジア、ヨーロッパ、南米まで広がったということは事実だが、私も驚いた。K-POPがこのように他の国に進出できるということ自体にすごく驚き、また誇りに思っている。

―日本に進出した後輩歌手たちの中で、刺激となった歌手がいるか?

チョー・ヨンピル:私ができないことを全てしてくれたため、個人的には本当に嬉しい。ただ、アイドルと私は違う。私はグループがいて、コンサート中心とする人であるがゆえに、アイドルとは全くカラーが違い、同じように考えることはできない。

―15年にわたって日本で公演を開催していない特別な理由があるのか?

チョー・ヨンピル:しなかった理由があるわけではない。韓国でテレビに出演しないでコンサートを中心に活動することに決め、韓国での活動に専念した。韓国で成功すれば、どこにでも行けるのではないか。実は韓国での活動だけでもめいいっぱいだった。

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記者 : イ・スンロク