カン・ドンウォン、ハ・ジョンウの監督デビューに「羨ましい!自分も周りに勧められるが…」

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写真提供=「HIGH CUT」
俳優カン・ドンウォンがグラビア写真を通じて彫刻のようなルックスを披露した。

カン・ドンウォンは最近ファッションマガジン「HIGH CUT」で“冷ややかな眼差しを持つ悪い男”というコンセプトでグラビア撮影を行った。

東京で行われた今回のグラビア撮影で、カン・ドンウォンは変わらないルックスを誇った。カン・ドンウォンはアディダス・オリジナルスのダウンジャケットとスニーカーを着用し、グラビアのコンセプトを完璧に理解した姿でファッショナブルなグラビアを完成させた。

グラビア撮影後に行われたインタビューでカン・ドンウォンは、映画「群盗:民乱の時代」(以下「群盗」)の撮影にまつわるエピソードとともに、共演したハ・ジョンウ、映画に復帰した感想などについて語った。

ユン・ジョンビン監督がメガホンを取った「群盗」は両班(ヤンバン:朝鮮時代の貴族)と貪官汚吏(不正を行い私利私欲を貪り、私腹を肥やす役人)による搾取がピークに達した朝鮮の哲宗(チョルジョン)時代、平民の側に立とうとした盗賊たちの縦横無尽の活躍を描いた作品で、カン・ドンウォンは民を踏み潰す武官チョ・ユン役を務めた。昨年末、軍服務を終えたカン・ドンウォンにとって同映画は長編映画の復帰作であり、現在撮影は大詰めに向かっている。

カン・ドンウォンは「撮影現場での感覚がかなり落ちましたね。以前はリハーサルで準備したものが撮影本番で80%ぐらいは出たんですが、除隊して復帰したらリハーサルの50%も出ませんでした。その感覚を取り戻すのにかなり時間が掛かりましたね」と吐露した。

続いて、自身の務めたチョ・ユン役について「これまで演じた役の中で一番難しいキャラクターでもあり、一番面白いキャラクターでもあります。民たちは飢餓で死んでいくというのに、自分だけ豊かに生きようとするキャラクターです。人を人として見ずに害を及ぼすなど、生まれつきの悪人です」と語った。

すでに「デュエリスト」「チョン・ウチ 時空道士」などの時代劇映画で華やかな剣舞やワイヤーアクションを披露したカン・ドンウォンは今回の映画でも専門のスタントマンはほとんど使わず、自らアクションシーンをこなしたという。カン・ドンウォンは「99%とまでは言えませんが、90%ぐらいは(アクションシーンを)自分で演じています」と付け加えた。

また、カン・ドンウォンは「群盗」で共演した俳優ハ・ジョンウのパワーと活動に対して賛辞を惜しまなかった。特に演技だけではなく、映画監督としてデビューし映画「ローラーコースター」を公開することについて「ジョンウ兄さんが監督デビューしたのは本当に素敵なことだと思いますし、羨ましいですし、尊敬します。実は僕も周りから監督に挑戦することを勧められたりしますが、とてもできません。能力も足りないですし、大変そうです」と伝えた。

カン・ドンウォンのグラビアとインタビューは17日に発刊された「HIGH CUT」112号で確認できる。

記者 : イ・ウンジ