「観相師」側“テレビドラマ及び現代版の映画制作も企画中”

OSEN |

観客動員数900万人突破に向かって突進している映画「観相師」(監督:ハン・ジェリム)の制作会社は“ワンソースマルチユース”という概念でテレビドラマと現代版映画の制作も企画していると明かした。

「観相師」の制作会社であるJUPITER FILMのチュ・ピルホ代表はOSENに「『観相師』のテレビドラマ版を来年中の放送を目標として現在準備している」と話した。

チュ代表は「ドラマは映画よりは本『観相師』をベースにする予定で時代劇に精通したドラマ制作会社と共に進行中だ」と説明した。

これと共にチュ代表は「それだけでなく『観相師』の現代版の映画も企画している。2~3年ほどかけて準備する計画だが、現代版での設定は大手企業だ。実際に大手企業の役員たちが職員を選ぶとき(人相見に依頼し)人相を見て選ぶことがある。まだシナリオや具体的な形が出たわけではないが、映画『観相師』の脚本家と着実に準備している」と話した。「これはワンソースマルチユースの概念と見て頂きたい」と付け加えた。

「観相師」は朝鮮時代の天才観相家が歴史上もっとも悲劇的な事件である癸酉靖難(ケユジョンナン:首陽大君が王の座を狙って起こした朝鮮王朝史に残るクーデター)に巻き込まれて展開されるストーリーを描いた作品で、韓国で9月11日に公開され、現在韓国全国の映画館で上映されている。ソン・ガンホ、イ・ジョンジェ、チョ・ジョンソク、キム・ヘス、ペク・ユンシク、イ・ジョンソクなどが出演する。9日までに累積観客動員数880万248人(映画進行委員会)を記録した。

記者 : チェ・ナヨン