「剣と花」オム・テウン、選択の岐路に立たされる…“チェ・ミンスかキム・オクビンか”

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写真=KBS 2TV「剣と花」スクリーンショット
一族か、愛か。オム・テウンが選択の岐路に立たされた。

韓国で8日に放送されたKBS 2TV水木ドラマ「剣と花」(脚本:クォン・ミンス、演出:キム・ヨンス、パク・ジンソク)第12話では、ムヨン(キム・オクビン)はすでに死亡したと主張し、彼女の帰還の可能性を一蹴するヨン・チュン(オム・テウン)の姿が描かれた。

ヨン・ゲソムン(チェ・ミンス)が趙義府(ヨン・ゲソムンが作った秘密組織)の総管として庶子ヨン・チュンではなく嫡子ヨン・ナムセン(ノ・ミヌ)を立てた中、対立は深刻化した。ヨン・チュンを目障りだと思ったヨン・ナムセンは、庶子のヨン・チュンが自分の適長子の座を奪ったと露骨に不満を表した。ムヨンには自らを可哀想だと言い、ヨン・ゲソムンが天下を手にしたせいで自分は持てるものがないと愚痴をこぼした。

そんな中、ヨン・ナムセンとヨン・チュンの関係はますます悪化し、二人は武術対決をするに至った。その隙を狙って趙義府の書庫に潜入したムヨンはヨン・チュンにバレると「お前の正体はなんだ?ここで何をしていたんだ?」と追及された。

これに先立ち、寶藏(ポジャン)王(オン・ジュワン)は趙義府所属として宮殿に入ったムヨンと対面していた。寶藏王はヨン・チュンに「もし姫があなたのように帰還するなら、あなたはどうするだろう。私はそれがいつも気になっていた。そうなると君はまたも姫の側に立つのか?喜んで裏切る息子になるのか?」と聞いた。

そもそもヨン・チュンがムヨンに冷たくしていたのは、ムヨンがすでに死亡したというクムファダンの嘘を信じていたためだった。ヨン・チュンがムヨンは帰還しないと一蹴すると、寶藏王は「なるほど。謀反よりは権力でしょう。さすが大莫離支(テマンニジ:高句麗末期の行政と軍事を司る最高官職)の息子です!」と皮肉った。その後、男装で自身分の正体を隠したムヨンに気付き「お久しぶりです、ソヒ姫」と声をかける寶藏王の姿が第12話のエンディングを飾り、今後の展開への関心を高めた。

記者 : イ・ヘミ