イ・スンチョル、光化門で生涯初のショーケースイベントを開催「感無量だ」

OSEN |

歌手イ・スンチョル(RUI)が生涯初のショーケースイベントおよび無料コンサートを行った感想を「感無量」「自身に鞭を打つきっかけ」と要約した。

19日午後、ソウル光化門(クァンファムン)広場で約1時間をかけ、11thフルアルバムのショーケースイベント「イ・スンチョルのようこそ」を行った直後、OSENと会ったイ・スンチョルはこのような感想を伝えた。

イ・スンチョルは「本当にとても気持ちいい。感想としては、ちょうど2つが挙げられると思う。光化門という歴史的な場所でコンサートを行っただけで意義深いということが一つ目だ。ポップ歌手が許可を得たのは私が初めてで非常にありがたい。ここでコンサートができて感無量だ」とコンサートでの興奮が冷めていないような赤い顔で話した。

彼は「二番目は、ショーケースというものが新曲をリリースする場であるだけに人々が知らない歌を歌わなければならず、ややもすれば雰囲気が悪くなったり、重くなることもある。だが、コンサート当日である今日(19日)、6つの音楽配信サイトで1位になり、2曲(先行公開曲、タイトル曲)がすでに公開された状態でショーケースイベントをしたので、自らお祝いの意味で公演をした感じがする」と言い、ニューアルバムの人気に対し感謝の気持ちを伝えた。

続いて「とてもたくさんの方に好いていただいた。特に10~20代にたくさんお越しいただき、感謝する。(年齢の)違うファンのためもっと努力すべきだと思った。もっと若い音楽を作り、(全ての年齢の人が)一緒に楽しめる音楽を作らなくてはと思った」と感想を語りながら今後の覚悟についても言及した。

イ・スンチョルは同日、光化門都心の真ん中に設けられた野外ステージで4年ぶりにリリースした自身のニューアルバムのタイトル曲「MY LOVE」をはじめ、「Run Way」「愛したい日」などの収録曲を人々の前で披露した。

コンサートの始まりから「ようこそ。こんなコンサートは初めてだよね?」とインターネット上で流行している自身をパロディした画像に登場する言葉であいさつするなど、終始明るくて愉快な姿を見せた。

また、ヒップホップスタイルの新曲「ぐずぐずしたい」では、同曲を作った東亜放送大学・実用音楽科の学生たちとコラボしたステージを披露し、一風変わった姿を見せた。レゲエ風の新曲「Beach Voice」はレゲエグループ Rude Paperと激情的なステージを披露した。

「その(東亜放送大学)人々が経験が少なくて思ったよりもっと緊張したようだ。多分光化門という場所が与えるプレッシャーのためだったかもしれない。代わりに一生忘れられない貴重で素晴らしい経験をプレゼントしたと思う。私の希望通り審査委員だけでなく、ブリッジ(架け橋)の役割を必ずしてみたい」

新曲だけでなく、「ヒヤ」「Naver Ending Story」「少女時代」「眠れない夜に」「叫べ」「さよならと言わないで」「忘れたの」など、過去のヒット曲を一緒に披露し、1時間余りの間に13曲をライブで歌い、“ボーカルの神”であることをもう一度証明した。

ミニコンサートを彷彿とさせた夏の夜、都心の真ん中で行われたイ・スンチョルのカムバックショーケースイベントでは、5000人以上の市民(警察推計)がリハーサルから最後まで席を守り、歓呼と歓声を送った。また、イ・スンチョルの心強い後援者である奥さんと二人の娘も嬉しそうにコンサートの現場を見守った。

後輩歌手のBadaもイ・スンチョルのショーケースを祝うため忙しい中でも出席し、曲の途中に祝賀コメントと「ようこそ王コンテスト」を行った。

同日行われた「イ・スンチョルのようこそ」は音楽ファンの高い関心を反映し、ポータルサイトNAVERとケーブルチャンネルMnetで同時に生中継された。

イ・スンチョルは、29日に慶尚南道(キョンサンナムド)昌原(チャンウォン)を皮切りに、全州(チョンジュ)、ソウル、大邱(テグ)、安養(アニャン)などで全国ツアーコンサート「Beach Voice」を開催する予定だ。

記者 : パク・ヒョンミン