「おバカちゃん注意報」視聴率アップ!「オーロラ姫」は意外な屈辱?

OSEN |

「おバカちゃん注意報」が3話も「オーロラ姫」より高い視聴率を記録し、確実な上昇を見せた。“マクチャン(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマ)”が人気を呼んでいる最近のトレンドとしては意外な“屈辱”とも言える。

12日、視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、韓国で11日に放送されたSBS毎日ドラマ(月~金まで放送されるドラマ)「おバカちゃん注意報」第17話の視聴率は、10%(全国基準)となった。これは前日に放送された第16話の9.4%に比べ、0.6%上昇した数字だ。さらに、先月20日に放送された第1話の7.0%よりはかなり上昇したと言える。

同時間帯に放送されたMBC「オーロラ姫」第17話は9.7%となった。第16話の9.1%に比べ0.6%が上昇したものの、「おバカちゃん注意報」を下回る視聴率を見せている。第1話で11.0%と順調にスタートしたことに比べ、不調な成績だと言える状況だ。

「おバカちゃん注意報」は7日に初めて「オーロラ姫」の視聴率を抜いたことに続き、3話連続で「オーロラ姫」より高い視聴率を記録している。

二つのドラマはファミリードラマという共通点があるが、「おバカちゃん注意報」は真面目に努力しながら生きていく人々の話を温かく描くことに焦点を当てている一方、イム・ソンハン脚本家の「オーロラ姫」はユニークなイム・ソンハンの世界の中で描かれる少々荒唐無稽ながらも面白いストーリーと展開で他のドラマと差別化している。

二つのドラマはいわゆる“優しいドラマ”と“マクチャンドラマ”とも言われているが、どちらを好むかは視聴者が選択する問題だ。そして現在は「おバカちゃん注意報」の方がより視聴者の心を掴んでいると見られる。

記者 : チェ・ナヨン