Geeks「僕たちの魅力?簡単に近づけるところ」

OSEN |

写真=WA
魅力的な男性デュオが、彗星のごとく登場した。男性デュオGeeksは、実は2011年初アルバムをリリースしたが、メジャー舞台に足を踏み入れてからは間もない。彼らは本格的にK-POP界に入門し、新人としては異例的な記録を出しながら善戦している。

Geeksと言えば、最初にグループSISTARのソユがフィーチャリングした曲「Officially Missing You」を思い浮かべる人々が多いことと思われる。この曲は彼らが2011年リリースした初アルバムで、最近ソユの参加で改めて話題になった。しかし、Geeksのアルバムをじっくり聞いて見ると彼らの魅力、相当のものだ。

Geeksは、ありきたりでなく魅力的なLil Boiの音色と、優しく相乗効果を出すLouieの声が女心をくすぐる。大いに共感される歌詞は膝を打ちたくさせ、ファン心をさらに深める。

Geeksは先月29日、フルアルバム「Backpack」をリリースし、音楽的な力を見せつけた。Geeksは全15曲の歌に愛、夢、仕事、家族、友達、現実に直面した本人たちの人生をそのまま溶けこませたた。弘大(ホンデ)エリアと公演だけで活動していたGeeksは最近、地上波音楽番組にも出演し楽しいステージを披露した。

「地上波のステージに上ったら、どこを見ていいかわからなかったです。楽屋もよかった!おかげで歌手のIU(アイユー)と写真も撮れました。ハハハ」(Louie)

Louieは自分の携帯ケースにIUにサインしてもらったのを自慢しながら、子供のように笑ってみせた。音楽配信ランキング上位圏で羽ばたいているGeeksだが、純粋な姿が印象的だった。インディーズからスタートしたGeeksの成功について、彼らの感想を聞いた。

「不思議ですね。デビュー当時は弘大で公演したり大学でのイベントに出演したりしました。作業もやりながら公演にも行きました。インディーズで始めてここまで成長したのが実感できません。一段階ずつ登っている感じです。これからもっと頑張らないと」(Lil Boi)

学校も住まいも違うLil BoiとLouieがどのようにしてチームになったかが気になった。二人の縁は、以外にもネットだった。ネットで音楽的に交流していた二人が、リアルで会って本格的に作業を始めたのだ。

「自作曲を投稿して音楽的に交流するネットコミュニティで知り合いました。毎日曲を投稿して意見を交わしたりしました。僕が先に掲示板で活動していたんですが、ある日Lil Boiが彗星のように登場したんです。うますぎるラップの実力に、元々のメンバーたちは皆びっくりしました。自然にリアルでも会うようになって、偶然ソウルにいたのが二人だけだったのでよく会うようになって、チームにまでいたりました。少しユニークですよね?ハハ」(Louie)

Geeksは共感できる歌詞と耳に馴染むメロディーで短時間で多くのファンを作った。特に最近リリースした曲「どう?」は「僕がCDをまた出した。僕の歌聞いたみた?」などの現実的な歌詞でさらに関心を集めた。本人たちの実際の話なのかが気になった。

「歌う時、いつも僕たちの周りの物語を盛り込もうと努力します。むやみに絞りだそうとするよりは、僕たちが感じたことを曲に入れようとするんです。『どう?』も同じでした。過去の恋人への手紙とでもいいましょうか(笑) これからもずっと音楽を続けるという希望に満ちたメッセージが入っています。恋愛もあるんですが、僕たちの進むべき方向性を溶けこませた意図もあります」(Lil Boi)

Geeksは特に女性ファンに人気が高い。人気の秘訣を聞くと「簡単に近づくことができるから」と答えた。自分たちをまだ芸能人というよりはただの“音楽人”と呼ぶGeeksだった。自由奔放なGeeksの目標は何だろうか。

「目標は、いつまでも音楽をやることです。今20代前半の音楽をやっているとしたら、30代になったらまたその歳にふさわしい音楽をやるんです。僕たちが楽しく音楽をやっていて、その音楽を聞いてくれる人がいればそれだけで十分です。実質的な記録など望んでいません。幸せに生きるのが目標です!また僕たちが成長した後、音楽をやりたい人たちに助言できるミュージシャンになれたらと思います」(Geeks)

記者 : ファン・ミヒョン