元H.O.T. ムン・ヒジュン「昨今のアイドルグループ文化を心配している」

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写真=QTV
ムン・ヒジュンが、昨今のアイドルグループ文化に対する懸念を示した。

韓国で6日に放送開始となったケーブルチャンネルQTVのバラエティー番組「20世紀美少年」には、第1世代アイドルH.O.T.のメンバーだったムン・ヒジュン、トニー・アン、元SECHSKIESのウン・ジウォン、元godのデニー・アン、元NRGのチョン・ミョンフンが出演し、自分たちが活動していた頃と今の芸能界を比べながら虚心坦懐に話し合った。

この日、ムン・ヒジュンは「今の音楽業界の速すぎるサイクルに上手く適応できない」と話し、出演者たちの共感を得た。彼は「あるアイドルグループが最後の出演だと言うから、来年ぐらいにカムバックするのかな?と思ったら、次の月に出てきた」とし、「そうしなければならないと言うから驚いた」と説明した。

続いて「後輩たちが心配だ。こんなにサイクルが速いと、大変な過程を経てやっとデビューした彼らの歌手としての命が、その分速く消えてしまうのではないかと思う」と本音を打ち明けた。

デニー・アンも「時代が大きく変わったのだ。我々には不自然に見えるけれど、彼らにとってはそれが普通なんだろう。今はテレビに出ないと忘れられてしまう」と話しながら、苦々しい表情を浮かべた。

また、ムン・ヒジュンはこの日の「20世紀美少年」で、トニー・アンにバナナをプレゼントした。ムン・ヒジュンは「H.O.T.として活動していた頃から、本当のプレゼントをあげたことが一度もない気がする」と言いながら、プレゼントが入った箱をトニー・アンに渡した。その中にはバナナが一房入っていた。トニー・アンは「今はファンもあまりくれないバナナを…」と言いながら、笑いを堪えることができなかった。

ムン・ヒジュンは「当時、僕はトニー・アンと仲が良くて、いつも彼のことを猿だとからかっていた。それなのにバナナ一本あげたことがなかったというのが、すごく申し訳なくなった」と言い、スタジオを爆笑させた。

記者 : イ・ジヒョン