パク・シフ、嘘発見器調査と対質尋問を終え帰宅

OSEN |

強姦の容疑で告訴された俳優、パク・シフが警察の嘘発見器調査と対質尋問を終え、帰宅した。

パク・シフは13日午前9時30分、陽川(ヤンチョン)区新月洞(シンウォルドン)にある国立科学捜査研究院に出席し、嘘発見器調査を受けた。これに先立ち、1時間前の午前8時30分にはパク・シフを告訴した芸能人志望生A氏がマフラーで顔を隠したまま現場に着き、まっすぐ取調室に向かった。彼らはそれぞれ5時間と7時間にわたって調査を受けた後、現場を立ち去った。

二人は当日、事件への高い関心とこれによるマスコミの関心に負担を感じているようで終始静かに動こうとした。パク・シフは国立科学捜査研究院に着き、調査室がある本館の代わりに隣の建物の出入口を利用し、調査を終えて現場を出るときも同じだった。パク・シフは取材陣の目を避けるため国立科学捜査研究院側の清掃員と一緒に動き、急いで既にエンジンをかけておいた車に乗った後、終始うつむいたまま現場を立ち去った。

その後、午後6時50分には恩平(ウンピョン)区碌磻洞(ノクポンドン)にある西部警察署でパク・シフとA氏、事件当日同席した新人俳優K氏の対質尋問が行われた。1日に続き、2回目に警察に出頭したパク・シフは「ここ数週間は僕にあまりにも厳しい時間だった。僕のことでたくさんの方が疲労を感じられたと思う」とし「今回の調査を通じて本事件が早く決着することを望んでいる。ご心配をおかけして申し訳ない」という言葉を残し、取調室に向かった。

K氏もパク・シフと同じ時間に警察署に着き、取材陣を避けて取調室に入った。

この日の調査は当初夜の12時頃に終わると予想されたが、それより2時間40分過ぎた14日午前2時40分に最終的に終わった。対質尋問は事件の争点である肉体関係においての強制性の有無を判断することに重点をおき、約8時間にかけて行われた。

対質尋問を終えたパク・シフは「警察の取り調べに誠実に臨んだ。必ず真実を明かす」と心境を語った後、グレンジャー車に乗って警察署を去った。A氏とK氏の調査は、これより約1時間かけて行われる予定だと警察の関係者は伝えた。

西部警察署、刑事課のソ・ジュンオク係長は同日の調査について「3人が相反する陳述ではなく、一貫した陳述をした。これを基に慎重な判断をし、慎重に処理する」という立場を明らかにした。

パク・シフは先月15日、A氏を強姦した疑いで(性暴力犯罪の処罰及び被害者保護などに関する法律違反)で18日に告訴された。パク・シフもA氏を誣告(他人を陥れることを目的として訴える行為)、恐喝未遂、出版物による名誉毀損の容疑で応訴している状態だ。

記者 : チョン・ソナ