「アイドル陸上大会」トラックに刻まれたアイドルの歴史

10asia |


ストーリー

MBC旧正月特集番組「2013 アイドルスター陸上&アーチェリー選手権」
月曜午後4時55分放送


第一回目の大会で“カプサイン・ボルト”として登場した2AM チョグォンは、フィールドMCとしてトラックから引き下がり、番組を通じて“元気な陸上ドル(陸上競技が得意なアイドル)”のイメージを得たSISTAR ボラは陸上から引退し、名誉の殿堂に入った。その代わり、2つのメダルを手に入れたBTOB ミンヒョクが陸上で新しく期待されるランナーとなった。SISTARとZE:Aの両アイドルチームが、アーチェリー団体戦で2連覇を果たしたが、4MinuteとMBLAQの厳しい挑戦を受けることになった。名節(旧正月・秋夕)になったら忘れてはいけないこの時間、「2013 アイドルスター陸上&アーチェリー選手権」(以下「アイドル陸上大会」)だ。

レビュー

ディフェンディングチャンピオン。前大会での優勝者や優勝チームを指す言葉だ。昨年「アイドル陸上大会」のアーチェリー女子団体戦部門で優勝したSISTARと男子ハードルの優勝者であるSHINee ミンホは各部門でもディフェンディングチャンピオンだ。だが、SISTARは再び優勝し、次の大会でもディフェンディングチャンピオンの席に上がった反面、ミンホは決勝戦で転んでしまい3連覇には手が届かなかった。このようなスポーツ用語と次回の大会を予想し約束する表現が当たり前に使われるほど「アイドル陸上大会」は、アイドルたちが名節を迎えて参加するお祭りであり、ステージとは違うイメージの競争の場として定着した。実力が測れない新人が登場し、既存の選手たちを緊張させた瞬間、「アイドル陸上大会」の競争は新しく、意味のあることだと考えられるようになった。すべてのアイドルがその運動場にいる時だけは、知名度や人気とは関係なくそれぞれ真剣にフェアプレーするということ。名誉の殿堂に入ったボラが受けた感謝状に書いてあった通り“アイドルの元気なイメージ”のために企画された一回だけのイベントとしてはじまった番組だったが、時間が経つにつれて歴史が刻まれ、より深い意味を持つようになったのだ。そして、この過程を通して作られた話は、その次を期待させる最も大きな理由となった。次の秋夕(チュソク:韓国のお盆にあたる祭日)にもTEENTOPのNIELは高跳びで優勝することができるだろうか?このように、トラックにはアイドルの歴史が刻まれている。

仲間たちとおしゃべりするポイント

―金メダルの再発見:女子高跳び部門にて3大会で、銅、銀、金とメダルの色を変えてきたGirl's Day ミナ。ミナの願い通りGirl's Dayに恋愛を許可する!
―銀メダルの再発見:MBLAQ チョンドゥンの少し物足りなさがパーフェクトゴールド。シュートオフを行うことになった男子アーチェリー決勝戦、アイドルのファンにとってオリンピック以上の所蔵価値を保障します。
―感謝状の再発見:後輩のために引退式を行ったSISTAR ボラ。ミンホとドンジュンのメダル獲得失敗。「アイドル陸上大会」の世代交代が寂しいなら、あなたはすでに純度100%のアイドルファンです。

記者 : ユン・イナ(テレビ評論家)、翻訳 : チェ・ユンジョン