INFINITE H「Primaryに選ばれた初のアイドル」

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INFINITEのホヤとドンウが、ヒップホップユニットINFINITE Hのアルバムをリリースした。天才プロデューサーPrimaryがプロデュースした「Fly High」は音楽配信開始後、タイトル曲「Special Girl」がリアルタイムチャート1位にランクインし、好評を受けている。INFINITEのファンだけでなく、音楽ファンの関心まで一身に受けている二人の率直な話を聞いてみた。

―INFINITE Hの初のアルバムがついにリリースされた。

ホヤ:本当に長い間、僕らが期待して準備したアルバムだ。ファンの方も待ち遠しかったと思うが、僕ら2人とも本当に待ちに待ったアルバムなので、今、この瞬間は、誰よりも幸せで嬉しい。

―アルバムの作業とショーケース、INFINITEのスケージュールまで、とても忙しかったと思う。

ホヤ:本当に大変だった。肉体的にも辛くて眠れず、精神的なプレッシャーもすごかった。カムバックの準備と並行してKBS「不朽の名曲」の準備もギリギリでやりながら、ミュージックビデオもほぼ4日間、徹夜して撮った。

―ドンウは、だいぶ痩せたようだが。

ドンウ:原因は分からない。全体的に痩せてズボンのサイズが変わった。あえてコンセプトを合わせたわけではないので、痩せた姿が音楽活動にあまり似合っていない。今は痩せすぎだと言われ、運動はしばらく休んで、時間が出来るたびに食べている。

―INFINITE Hだけのショーケースも開いた。

ドンウ:本当に面白かった。曲の数は4曲だが、本当に長く感じた。ファンの皆さんが今まで知りたがっていたことも多いはずなので、イベントを通じて見せれることもあると思った。INFINITEのメンバーであるソンギュ兄さんとウヒョンが来るとは聞いてなかったが、会場に着いてみるとMCとして参加してくれていた。

―「Special Girl」がリアルタイムチャート1位となった。

ドンウ:僕らも驚いた。INFINITE全体の曲の中でも、ここまで長く維持したことがないけれど、Primaryさんの力と支えてくれた先輩の方々の力ではないかと思う。上手く導いてくれて、リラックスした状態で潜在力や今まで培ってきたラップの技術を上手く出すことが出来たと思う。歌は難しくなく、聞きやすくて、誰もが一度は感じる感情を歌っている。是非、男性の方々に、自分のことだと思いながら聞いて欲しい。

ホヤ:意外だ。思ってもなかったが、これほど高いリアルタイムチャートは初めてだそうだ。気持ちいい。

―Primaryに選ばれた初のアイドルだ。

ドンウ:昨年初頭に初めて出会った。最初は知り合いとして親しくなり、数ヶ月後から一緒に仕事をすることになった。音楽のように一生勉強が必要なジャンルで、Primaryさんと一緒に仕事をさせていただいたことで、本当に勉強になった。他のアイドルたちも羨ましがると思う。

ホヤ:Primaryさんから曲を提供してもらおうと待っているグループが100組以上あると聞く。そのような方と一緒に仕事できたことが信じられない。以前から大ファンで、レコーディングのときにディレクティングしてもらった言葉一つ一つを覚えるほど、全てのことが勉強になった。

―先日、Primary本人もアルバムをリリースした。似たようなアルバムになるという心配はなかったのか。

ドンウ:全く似ていない。僕らのイメージを考え、雰囲気を変えながら作業をしており、理由もなく天才プロデューサーと呼ばれているわけではない。音楽がまるで枯れない井戸のように湧き続ける。

ホヤ:Primaryさんのアルバムがリリースされるずっと前から僕らはアルバムに取り組んでいた。Primaryさんのアルバムの全曲が好評を受けたが、その時僕らも3曲ほどレコーディングを終えた状態だったので、そのアルバムのスタイルとは違うスタイルで行こうという話になった。

―INIFINITEの曲の時とは、ラップと歌の形式がかなり違っていたと思う。

ドンウ:Primaryさんは、出来るだけ歌手の特性を活かす。同じフレーズにしても色々な人の感覚を活かす。スタイルを変え、持ち味を活かしながらその人に合う形に変えてくれる。同じ曲なのに違う感じがする、不思議なことが起きた。

ホヤ:他のラッパーの方が書いてくださった歌詞なので、今までとかなり違ったけれど、それぞれの長所を少しでも持ってくることが出来て良かった。学んだことを磨きながら、僕ならではの色を作り出すことができた。

―シンサドンホレンイが、「2012 SBS歌謡大祭典」でのホヤのボーカルを褒めていたが。

ホヤ:「Dynamic BLACK」のレコーディングを終えてから数日後に、VTR撮影でのインタビューで、シンサドンホレンイさんが最も期待するメンバーに僕を挙げてくれたことを知った。それに関しては、ただただ感謝するだけだ。

―楽曲の配信が始まってからペチギ、Ailee、RhymerなどがTwitterに好意的な書き込みを残した。

ドンウ:本当に幸いなのは、ヒップホップシーンからも好評をいただき、振り付けが簡単で、リズムに乗るのが自由に見えるという評価をたくさん頂いた。両方向からアプローチできたようで嬉しい。有名なヒップホップの先輩の方々もポジティブに評価してくれて、頑張って欲しいとたくさんの激励を頂いて、気持ち良かった。

―昨年、INFINITEの「追撃者」が、ビルボードが選んだ『2012 最高のK-POP』部門で1位を獲得した。

ドンウ:全世界でK-POPと言えば僕らと定義して頂いたことでプレッシャーにもなったけれど、それだけ頑張って練習し、最高のステージをお見せできるよう努力する。

ホヤ:米国進出が夢だが、ポップスの本拠地米国で僕らを認めてくれたこと自体が光栄だ。米国進出への可能性を確認するきっかけになったと思う。

―タイトル曲が「Special Girl」だが、INFINITE Hにとっての“Special Girl”は?

ドンウ:理想のタイプが頻繁に変わるようだ。最近の理想のタイプは、どんなヘアスタイルも似合う女性だ。長い髪も、結んでも、髪を染めても似合い、服のスタイルも何でもよく似合う人がいい。性格は、合わせていけばいい。

ホヤ:最近、外国語ができないと思ったからか、外国語が得意な人が好きだ。

―普段のファッションスタイルは?

ドンウ:さり気なく目立つのが好きだ。僕は平凡なのが似合わないようだ。普段でも目立つのが好きだが、目立ちながらもうまく周りと合わせるのが重要で、色々と試してみるタイプだ。

ホヤ:僕は、白黒が好きだ。最近、モノクロ映画をわざと探して見るほど白黒にはまっている。

―最後にファンに言いたい言葉があるとすれば?

ホヤ:2013年明けましておめでとうございます。最善を尽くしたINFINITE Hのアルバムをよろしくお願いします。そして期待に添えるINFINITEになるよう、常に努力して参ります。

記者 : @star1