女優チョン・ドヨンとコ・スが映画「マルティニークからの祈り」(監督：パン・ウンジン、制作：多細胞クラブ)にキャスティングされた。

「マルティニークからの祈り」の配給を担当したCJ E＆Mの関係者は4日午後、「チョン・ドヨンとコ・スが『マルティニークからの祈り』の出演を確定し、26日にクランクインする」と伝えた。

関係者は「『マルティニークからの祈り』は災いのような事件に巻き込まれた家族が苦境の末に再開する過程を感動的に描いた作品で、ワールドスターチョン・ドヨンと多彩な魅力のコ・スが初めて夫婦として息を合わせる」と明かした。

また「企画段階から第1順位として言われてきたチョン・ドヨンと、最近映画界で確かな存在感をアピールしているコ・スの出会いが期待される映画だ」と説明した。

劇的な素材と、実話の感動はもちろん、社会的な公憤を呼び起こす役をこなさなければならないため、「マルティニークからの祈り」のキャスティングは企画段階から多くの関心を集めてきた。

言葉も通じない地球反対側の監獄から愛する家族に戻るため、世の中と自身との戦いを続ける妻ソン・ジョンヨン役はチョン・ドヨンが演じる。また、妻を救うために見えない壁の前で凄絶に戦うが、何もしてあげられなくて悲しい夫イム・ジョンベ役はコ・スが演じる。

「マルティニークからの祈り」は夫の後輩に騙されて麻薬を運んだ平凡な主婦が、フランスの空港で捕まり、大西洋の刑務所に収監されるまでの過程を描いた作品で、家族のところに戻るまで3年間苦しんだ妻と、妻を救うために奮闘する夫の切実なストーリが際立つ映画だ。「容疑者X 天才数学者のアリバイ」のパン・ウンジン監督がメガホンを取った。