「週刊アイドル」餌があるのになぜ食べない? ― Best or Worst

10asia |


ストーリー

「ファンからの出演要請の書き込みがもの凄くたくさんありました。3人くらいかな……」と意地悪されながらBlock Bが「週刊アイドル」の初出演を果たした。ステージでの血気溢れる姿はなく、“自粛モード”のメンバーたちの多少はにかむ姿や、発する言葉の一言一言、ダンスまでもがMCのいい餌となった。しかし、それは自然なウォーミングアップの時間だった。一番年下のメンバーP.Oが、“新興財閥ドル”(新興財閥+アイドル)として挙げられると、MCは自ら耳をかいてあげたり、ユグォンの野心に満ちたひよこのものまねに“追い込み”で答えるMCの率先垂範も輝いたが、ウォーミングアップが終わった途端……放送終了?

Best or Worst

Worst:「週刊アイドル」はいつも一定以上の面白さを確保している。ジコに「番組を見たことがあるのか」と聞き、「INFINITE編を見ました」という普通の答えにも「普通はINFINITE“先輩”と呼ぶんだけどな……」と言葉尻を捉えたり、パクキョンが「AFTERSCHOOLのリジはいい友達」と説明すると「女性としては魅力がない?」と追い込んで慌てさせるなど、出演者たちを窮地に陥らせることでMCの卓越した能力が発揮され、番組の魅力が表れたからだ。しかし、どうやら30分にも満たない時間で7人グループのメンバー全員の魅力を見せるのには無理があった。「初めて書くプロフィール」の中で注目された3~4人のメンバーに集中したトークの分量はアンバランスだったし、一部のメンバーのプロフィールも話を引き出す装置として活用するには不十分だった。リーダーのジコがガールズグループのメンバーたちに“口説かれた”ことが多かったという興味深い話題に触れたチョン・ヒョンドンが、「このことについて深く突っ込んで聞きたいけど、この少年たちはまだ自粛期間中だから……」と意外に優しく目をつぶってくれたMCの配慮からは優しさを感じた。しかし、“アイドルのインキュベーター”としての役割をしっかりと果たしてきた「週刊アイドル」としては、残念な放送だった。

仲間たちとおしゃべりするポイント

― 「初めて書くプロフィール」を書き直すとしたら……追加事項
テイル:熱帯魚同好会出身
ジェヒョ:蛾恐怖症
ユグォン:法人カード限度額超過恐怖症
ビボム:「男の魅力は財布から生まれる」
― 同じアイドルだが、チョン・ヒョンドンやDefconn(デフコン)が理解できなかったこと。
「カムバックを間近に控えてどうして痩せるのか?」
― P.Oの父親が免税店を運営しているというニュースに関して一人の視聴者の反応
「君!早く届けて、私との婚姻届」(ソウル、33歳女性)

記者 : チェ・ジウン