2012年の「MBC演技大賞」新人賞受賞者は?ヨ・ジング vs チョ・ジョンソクに注目

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写真=TVレポート DB
地上波放送局3社の演技大賞授賞式が目前に迫ってきた。新人俳優たちはときめきながら、自身の名前がノミネートされることを心待ちにしている。

今年も多くの新人が誕生した。MBCは40%を超える視聴率を記録した水木ドラマ「太陽を抱く月」を通じて、MBCドラマの名声を取り戻すことができた。

特に子役俳優たちの躍進が目立った。演技力とタレント性を兼備した子役俳優が多く輩出された。その中でも「太陽を抱く月」のヨ・ジング、キム・ユジョン、キム・スヒョンの3人の人気は熱かった。

彼らの人気は一時的な現象に止まらず、シンドロームになった。ヨ・ジング、キム・ユジョン、キム・ソヒョンは「太陽を抱く月」に出演した以降、相次いでMBCドラマにキャスティングされ、ドラマ人気を牽引している。

そのため、12月末の「2012 MBC演技大賞」授賞式では、子役俳優たちの活躍が予想される。大賞部門に劣らない激しい競争が繰り広げられると見られる。

ヨ・ジング、キム・ソヒョンは現在、水木ドラマ「会いたい」で子役ブームを続けている。さらには、成人俳優とのバトンタッチを惜しむ声が聞こえるほどだ。

5月に終了した「キング~Two Hearts」のチョ・ジョンソクも有力な新人賞候補である。映画「建築学概論」のナプトゥクの人気がお茶の間でも通じた。ドラマでは映画と180度異なるキャラクターで視聴者を虜にした。驚くほど変わったルックスも話題になった。

チョ・ジョンソクはこれまで、授賞式ではあまりついていない姿を見せた。今年の「第49回大鐘賞映画祭」の新人賞と助演賞部門にノミネートされたが、受賞することができずがっかりしているチョ・ジョンソクに、MBCが力を吹き込んでくれるのか楽しみだ。

昨年まで無名に近かったチョ・ジョンソクは、今年上半期には名前を知らせることに成功しただけに、新人賞を獲得する確立が高い。ヨ・ジングが新人賞の候補になる場合、二人の競争構図が予想される。

10月に放送終了した「アラン使道伝」のヨン・ウジンも候補として予想されている。ヨン・ウジンはMBCでの初の作品である「アラン使道伝」で、準主演レベルの配役だったものの、主演を圧倒する演技力を見せ付けた。印象深い演技を披露しただけに、新人賞の候補になる可能性は十分あると思われる。

女性新人賞部門でも子役俳優の受賞が期待される。「太陽を抱く月」と「メイクイーン」に出演したキム・ユジョンは、今年MBCドラマの視聴率を背負ってきたと言っても過言ではないほどの活躍ぶりを見せた。キム・ソヒョンも「太陽を抱く月」に続き「会いたい」に出演している。

全64話のドラマ「光と影」に出演したソン・ダムビも、MBCを通じて役者としての名を知らせただけに、新人賞の候補になる可能性が高い。「光と影」の前にもドラマの主演にチャレンジしたことはあるが、高い人気を博したのは「光の影」が唯一である。

記者 : キム・ジヒョン