新人歌手イ・ハイに関心集中…K-POPの流れを変えるのか?

OSEN |

デビューしたばかりの新人イ・ハイに、大衆の関心が集中している。アルバム発売と共に音楽配信チャート1位を獲得し、音楽番組のステージに立つとポータルサイトにはイ・ハイに関するコメントが相次いだ。

彼女の音楽配信チャート席巻は、K-POPの流れが変化している証拠と考えられる。今までのビジュアル、セクシー路線から、音色や音楽中心に音楽ファンの興味が変わって行っているのである。

このような兆しは、上半期のBusker Buskerの音楽配信マーケットの独占でも現れた。エレクトロニックとダンス音楽が中心だったアイドル音楽の代わりに、耳に優しいBusker Buskerの音楽が消費者から愛されたのである。Busker Buskerに続きイ・ハイまで音楽配信チャートを席巻し、ビジュアル中心のアイドルグループより歌唱力が中心となった実力派歌手が大衆から愛されることを再び証明したのである。

YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表は6日、OSENとのインタビューで「歌唱力が要らない有り触れたダンス曲とセクシーダンスを掲げたアイドルグループに疲れを感じた消費者たちが、今や新しい声とアナログの感性を求めている」とし、「消費者たちは数ヶ月間『K-POPスター』の放送を通じて歌唱力の検証が終わったイ・ハイの登場に大きな期待を示し、喜んでいるようだ」と語った。

イ・ハイの最も大きな魅力は声だ。彼女は海外の有名ポップ歌手エイミー・ワインハウスやアデルの韓国版と呼ばれている。今までに無かったハスキーでソウルフルな声を持つイ・ハイは、大衆の目にはとても新鮮に映ったと分析されている。

また、16歳のイ・ハイの若さと、YGエンターテインメントの全幅的な支援により、イ・ハイのソウルフルな声は更に価値を高めた。YGのスタイルがそうであるように、イ・ハイは「K-POPスター」の時の姿から、整形することなくステージに上がった。美貌よりは歌唱力、特有の声が大衆の心を掴んだのである。

ヤン代表は「今年YGファミリーの新人デビューはイ・ハイが唯一だ。大衆は目を楽しませる歌手を求めるのではなく、歌で心を動かす感性豊富な歌手を求めている。幼いイ・ハイの底知れない可能性が力を発揮したようだ」と評価した。

記者 : ファン・ミヒョン