「私のオオカミ少年」パク・ボヨン、挿入曲の誕生秘話

OhmyStar |

写真=映画社ビダンギル

ときめきと切なさいっぱいの曲で観客の感性を刺激

パク・ボヨンが、映画「私のオオカミ少年」の挿入曲を歌った。

少女役を演じたパク・ボヨンは、映画「私のオオカミ少年」で自身が作った曲を生まれて初めてオオカミ少年の前で歌う。一般試写会直後公開されたこの映像に、観客は心を奪われた。

少女の歌うシーンが観客の感性を刺激したのは、パク・ボヨンの清らかでまっすぐな声が大きな役割を果たした。「私のオオカミ少年」の演出を担当したチョ・ソンヒ監督は、このシーンでパク・ボヨンに少女の自然体としての姿を求めた。

「オールド・ボーイ」「アジョシ」など多数の映画音楽を誕生させたシム・ヒョンジョン音楽監督が手掛けたこの曲の作詞には、チョ・ソンヒ監督が自ら乗り出した。シナリオ段階から前もって歌詞を書いておいたと打ち明けたチョ・ソンヒ監督は、映画「嫌われ松子の一生」の挿入曲「Candy Tree」とイ・チャンドン監督の映画「ポエトリー アグネスの詩」に出てくる最後の「アグネスの詩」からインスピレーションを受けたと伝えた。

彼は「悲劇的は人生とは違って歌詞がスイートな分悲しい曲『Candy Tree』のように、叶わないとしても夢のようなロマンスを夢見る少女の気持ちが盛り込まれた歌詞を作りたかった。また映画『ポエトリー アグネスの詩』の『アグネスの詩』も、現実とは反対の大切な価値を語っている点で美しく感じ、インスピレーションを受けた」と誕生の背景を話した。

「私のオオカミ少年」は韓国で31日に公開される。

記者 : チョ・ギョンイ