「王になった男」イ・ビョンホン“王は誰にでも務まるものではない”

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王から最下層の身分へ……一人二役を熱演したイ・ビョンホン

俳優イ・ビョンホンが王を演じた感想を語った。イ・ビョンホンは3日午後2時、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVで行われた映画「王になった男」の試写会の直後に行われた記者会見で「今回の映画を撮りながら『本当に王になったとしたらどう思うか?』との質問をたくさん受けた」とし、「王は誰にでも務まるものではないと思った」と語った。

イ・ビョンホンは「チョ内官の『本当の王は、誰かを哀れに思ったり、人情が多くてはいけない』というセリフが一番記憶に残っている」とし、「しかしハソンはとても些細な感情で誰かを哀れに思ったりする。僕は強い光海の姿も、ハソンの姿もあってこそ、王だと思う」と語った。

メイキングフィルムでイ・ビョンホンは、映画「王になった男」が時期的にもっとも求められる映画になるのではないかと思うと語った。これについてイ・ビョンホンは「どの時期も厳しく、不満がたくさんあると思う」とし「特に今がそんな時期であるかもしれないが、そのような意味でこの映画が、観客にとって面白い映画になるのではないかと思った」と付け加えた。

「王になった男」は朝鮮光海君8年(1616年)、毒殺の危機にさらされた王“光海”(クァンヘ)に代わり、王の影武者となった賤民ハソンが、王の影武者になり繰り広げられるストーリーを描いている。韓国で9月19日に公開される予定だ。

記者 : イ・ジョンミン、チョ・ギョンイ