Vol.2 ― SUPER JUNIOR「どのメンバーも、どこへ行ってもうまくやってる」

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―SUPER JUNIORは、メンバー全員がユニットや演技、ミュージカルなどグループ活動外の個別活動に一生懸命だが。

ソンミン:個別活動に特にこだわるとかはない。皆一緒に活動する時はメンバーたちがいて心強いところもあるし、一緒にやれるところが好きだ。そうやって皆一緒に活動する方が、個人的には楽しいし嬉しい。もちろん個別活動は気を遣わなければならない部分は多いが、自分にできる何かを作り出すというやり甲斐と、新しいことにチャレンジできるところが魅力的だと思う。

ドンヘ:先日台湾でドラマを撮ったが、新しい経験だった。今は韓国でドラマ「パンダさんとハリネズミ」を撮影している。現在3分の1くらい撮影を終えた。ドラマでパティシエ役を演じているので、1週間に1回ずつ、1ヶ月くらいパン作りを習った。そのおかげで、軽く食べられるケーキくらいなら、形にこだわらなければ作れるようになった。もちろん、二日前から下ごしらえしなければならないし、3~4時間くらいかかるという短所はあるけど、ドラマのおかげで新しい経験ができて嬉しい。

イェソン:他のメンバーたちに比べて個別活動の機会が少なかった。個人的に制作者や関係者に会ったこともある。運良くその中で台本読みまでしたことがあったが、コンサートと追加公演のスケジュールで諦めるしかなかった。何と言っても、SUPER JUNIORの活動が第一だから。でも、機会があれば他のメンバーたちのように挑戦してみたい。

キュヒョン:演技をしているメンバーも多く、ミュージカルとか、それぞれの能力によって様々な活動をしているので、個人的に何かをやりたくても求めるよりは待つ方だ。待っていたら機会が訪れると考えているから。ミュージカルもやってみないかと言われて偶然やることになったし、バラエティ番組もオファーを受けて出演を決めた。準備さえできていれば、機会はいくらでもやってくると思う。その機会を捕まえるためには、準備に徹底しなければならない。

―キュヒョンは「黄金漁場‐ラジオスター」(以下「ラジオスター」)で“毒ドル”(毒づくアイドルの意味)として有名になっている。準備された毒舌なのか。

キュヒョン:もちろん、毒舌を用意して行ったこともある。でも、こうしようと思って考えてやるとうまくいかないのに、自然体でやるとその瞬間その瞬間状況に合ったアドリブが出てくる。それが予め用意したものより反応もいいし、面白い。

―毒舌のメンターとも言えるキム・グラにコーチしてもらったことはあるか。

キュヒョン:キム・グラさんは、優しくこれはこうした方がいいとアドバイスしてくれるタイプではない。さり気なく気楽に接してくれるが、強く育ててくれるタイプだと思う。放送初期は適応できず質問もままならなくて、その時は何となくヒントをくれる形でコーチしてくれた。MCになって数週間後に、「最近よくやってる」とメッセージを送って下さったことがある。感動的だった。

―キム・グラさんの降板後は、「ラジオスター」のMCの心構えも変わったのでは。

キュヒョン:キム・グラさんが降板してから、4人ともこれまで通りにやると「ラジオスター」がなくなるかも知れないと思って、心を新たにした。誰かが入って来たのには気付かなくても、出ていったら気付くという言葉もあるから。特にグラさんは、番組で大きなポジションを占めていた。それで、その空いた場所を埋めるために、キム・グクジンさん、ユン・ジョンシンさん、それにあまり前に出て来なかったユ・セユンさんまで積極的に番組をリードしてくれた。その中でそれぞれの役割がさらに明確になったし、それなりの成果も得られたと思う。

記者 : @star1