YGヤン・ヒョンソク代表「2NE1のワールドツアーは“レベルの違う”コンサート」

OSEN |

28日から始まった2NE1のワールドツアー「NEW EVOLUTION」 ―― 韓国のガールズグループとしては初めてのワールドツアーであることや華麗な制作陣、そして準備過程における全ての部分にYGエンターテインメント(以下YG)の代表、ヤン・ヒョンソクが携わっており、注目が集まっている。

ヤン・ヒョンソク代表は、最近OSENに「レベルの違うコンサートを披露する」と話し、ワールドツアーへの抱負を明かした。続いて、「コンサートの全ての準備過程に自ら携わり、管理監督を徹底した」と、強い意志を示した。彼は実際今回のワールドツアーに、世界トップの公演チームや演出陣をスタッフとして起用し、コンサートの質を高めた。

今回のワールドツアーにはマイケル・ジャクソン、ビヨンセ、ジャネット・ビーダーマン、レディー・ガガ、ジェニファー・ロペスなど世界トップクラスのスターのコンサートを担当してきた専門家らが参加した。YGは2NE1、そして韓国のガールズグループとして初めて行うワールドツアーであるだけに、「レベル」の違う制作陣を揃えた。

まず、コンサートの柱となるセッションバンドにはビヨンセのワールドツアーバンドのリーダー兼音楽監督として活躍しているDivinity Roxxが参加した。また、マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」でのコンサートの振り付け師であったTravis Payneも合流し、期待が高まっている。

特にTravis Payneは、マイケル・ジャクソンとジャネット・ジャクソンの「SCREAM」のミュージックビデオを含め、MTVミュージックビデオ・アワードで計4回の最高振付師としての賞を獲得した。それだけでなく、アッシャー、ビヨンセ、マドンナ、レディー・ガガ、ジェニファー・ロペスなどの振り付けを担当した人物だ。

これに対してヤン・ヒョンソク代表は、「Travis Payneは一切抜け目のない完璧主義者だ。そういう所が似ていてチームワークが良かった」と話した。

2NE1の独特なカラーを盛り込み、個性を表現する衣装はグローバルファッションデザイナーであるJeremy Scottが担当した。

この公演は世界トップの有名歌手、レディー・ガガ、マドンナ、U2などのワールドツアーを企画した、公演企画会社LIVE NATIONが企画した。同社は最近、アメリカやヨーロッパのプロモーションの代行としてK-POP歌手のコンサートに参加したことはあるが、今回のように共同投資をし、世界トップレベルの演出チームが構成され、共同で制作に参加したのはアジアの女性歌手としては2NE1が初めてだ。

何より2NE1のメンバーたちも韓国のガールズグループとして初めてワールドツアーを行うという使命感からか、いつにも増してダイエットや体調管理をしながら練習に励み変身を成し遂げ、ヤン・ヒョンソク代表を感動させた。

YGエンターテインメントは、ワールドツアーと韓国での放送活動が重なってしまうと2NE1の体力に支障をきたすのではないかという心配から、28日に発売する予定だった2ndアルバムの発表を全面的に取り消し、ワールドツアーに集中させることにした。

2NE1は28日、ソウルオリンピック公園体操競技場で開かれたコンサートを皮切りにアジア、アメリカ、ヨーロッパなど世界7ヶ国10都市でワールドツアーを行う。

記者 : キム・ギョンミン