T-ARA ボラムの妹RAM、YGエンターテインメントの練習生出身のUjin、ボーカルのZINで構成された3人組ガールズグループD-Unitに、デビュー前にもかかわらず日本のファンからの愛情のこもったアプローチが続いている。

これに負けじと、RAMのファンクラブ「Geranium」を中心としたファンたちが練習室の前に座り込んでいる姿も見え、不思議な雰囲気が漂っている。

D-Unitは今月7～8日の2日間に東京で行ったサイン会以来、日本のファンが急増している。その日、D-Unitは約1000人の日本のファンと触れ合い、サインや握手をしながらコミュニケーションを取った。

その後、清潭洞(チョンダムドン)にあるD-Unitの練習室に、日本のファンたちが一日平均10～20人も訪問しており、中でも愛情の溢れるファンたちは練習室に入り、D-Unitのデビュー成功を祈願したという。

最近、ある日本のファンはD-Unitの練習室を訪問した。練習室にいたD-Unitのスタッフは「きれいな服装の女性が日本語で話かけてきたので、社長のお客さんかと思い、ドアを開けた。すると練習室の中に入り、『D-Unit、ファイト！』と言い、メンバーと握手をして帰っていった」と伝えた。

D-UnitのRAMは「練習中にある女性が入ってきた時、スタッフの方かと思っていたら、私たちを見てすごく喜んでくれた。『会えて嬉しい。サイン会の時に初めて見て、韓国旅行中にD-Unitの練習室を訪ねてみた』と握手を求めてきた。まだデビューもしてないし、世間に知られてもいないグループなのに、ここまで応援してくれるのがすごく嬉しかった。ファンから認められるD-Unitになれるように頑張りたい」と付け加えた。

D-Unitの練習室がある清潭洞には、少女時代、SUPER JUNIORらが所属しているSMエンターテインメントやmiss A、2PMらが所属しているJYPエンターテインメント、BEAST、4Minute、G.NAらが所属しているCUBEエンターテインメントなどの芸能プロダクションが並んでおり、それらのアイドルを見るために日本から多くのファンが訪れている。

D-Unitの関係者は「トップアーティストの事務所の前に並んでいるファンはよく見かけるが、まだデビューもしていないD-Unitにも声援を送ってくださるファンがいて、メンバーにとっても大きな力となる。一日10～20人のファンが事務所の前を訪れる。最近梅雨で雨がたくさん降ったが、そんな悪天候にも数人のファンがD-Unitを見ようと待ってくださっていた。申し訳ない気持ちでいっぱいになった」と説明した。

D-Unitは最近、新番組「welcome to D-Unit」を成功裏にスタートさせた。D-Unitはヒップホップ界の先輩ミュージシャンであるLeesang(リッサン)とPSY(サイ)のところに行ってアドバイスをもらい、二人からもらったミッションを行うために奮闘した。

デビュー前から話題を集めているD-Unitは、8月3日に全9曲が収録された1stアルバムをリリースし、正式にデビューを果たす。