トップ歌手の映画への挑戦が続いている。デビューから主演で映画に出演するパク・ジニョン(JYP)や、コミカルな新しい姿を披露するJYJ ジェジュン、既に映画俳優として高い可能性を見せたBIGBANGのT.O.Pは、堂々とCJ、SHOWBOX、ロッテなど、3大映画配給会社の作品の主人公として出演し、その存在感を見せる予定だ。

スクリーンデビューする歌手はパク・ジニョンとジェジュン。パク・ジニョンは7月19日に公開される映画「ミリオネア・オン・ザ・ラン」でデビューする。「ミリオネア・オン・ザ・ラン」は、500万ドルの手渡しを命じた後、自身を殺してお金を横取りしようとする常務(チョ・ソンハ)の企みを知ったロビイストチェ・ヨンイン(パク・ジニョン)が反撃に出ることで展開されるコミカルな追跡劇だ。

映画のスタート段階からSNSを通じて映画への情報を知らせ、PRに積極的に乗り出したパク・ジニョンは、主演としての責任を果たし、数十件のメディアインタビューをこなし、バラエティ番組にも出演する予定である。共演するベテラン俳優チョ・ソンハ、チョ・ヒボン、オ・ジョンセなどから情熱と演技力を認められたという。

ジェジュンは、歌手とドラマに続き映画にも挑戦し、マルチエンタテイナーとして生まれ変わろうとしている。6月にクランクインし、今年下半期での公開を目標に撮影している映画「コードネーム：ジャッカル」で、本格的に商業映画に挑戦することになる。

去年「ボスを守れ」で“チャドナム(冷たい都会の男)”のイメージで安定した演技力を披露した彼は、現在MBC週末ドラマ「Dr.JIN」を撮影し、朝鮮時代最高の武術の実力を持った武官の役で時代劇で新しい姿を披露している。映画では女性殺し屋に拉致されたトップ歌手の役で、よりコミカルな姿を披露する予定である。

ジェジュンは2009年「天国への郵便配達人」で主演を務めたことはあるが、本格的な長編商業映画への出演は今回が初めてである。ソン・ジヒョ、オ・ダルス、ハン・サンジン、キム・ソンリョンなどが出演する。この作品で映画界から積極的にラブコールを受けることになるかも注目したい。

また、すでに映画「戦火の中へ」で新人賞を受賞したBIGBANGのT.O.P(本名：チェ・スンヒョン)は、7月にクランクインする映画「同窓生」で2度目の映画に挑戦する。

「同窓生」は、妹を助けるために北朝鮮から韓国へ渡り、殺し屋として活動するよう命じられたスパイのミョンフン(T.O.P)が、それを受け入れることからストーリーが展開される作品である。女優ハン・イェリ、キム・ユジョンらと共演することになる。下半期映画界のホットなキーワードの一つは“スパイ”で、映画「院密に偉大に(仮題)」のキム・スヒョンとともにスクリーンを代表するイケメンスパイとなる。