「マイ・リトル・ヒーロー」キム・レウォン“映画を撮りながら性格が明るくなった”

OSEN |

俳優キム・レウォンが、新しい作品をしながら性格がとても明るくなったと語った。

キム・レウォンは、21日午後に京畿道(キョンギド)南揚州(ナムヤンジュ)の総合撮影所で行われた映画「マイ・リトル・ヒーロー」(監督:キム・ソンフン)の現場公開および記者懇談会で「この映画を撮りながらとても明るくなった。最初は、あまりにも慎重で重い雰囲気だったので周りからかなり心配されたが、今はとても明るくなった。もう正劇(シリアスで深みのある内容を扱った作品)のイメージから抜けだしたようだ。幸せだ」と伝えた。

この作品を選んだ背景に対しては「ドラマをする時は、大変だった。撮影途中に映画会社の代表と監督が撮影現場に訪れ、気楽な環境で楽しく撮影できると話した。台本はすでに読み終えていた。監督は、一緒に良い作品を作ることができるという信頼を持てるように確信をくれた」と説明した。

「マイ・リトル・ヒーロー」は、俗物根性丸出しの2流のミュージカル監督と、歌に天賦の才能を持つ多文化家庭(国際結婚でできた家庭)の少年ヨングァンが自身の意思とは関係なくパートナーになり、ミュージカルのオーディション番組に参加する過程で、お互いを通じて変化し、夢に向かって挑戦していく話を描いたヒューマンドラマ。

SBSドラマ「天日の約束」で視聴者を泣かせる感動の演技で話題を集めたキム・レウォンは、気持ちはすでにブロードウェイだが、現実は認めてくれる人が一人もいない無名のミュージカル音楽監督のユ・イルハン役を演じた。ユ・イルハンは、一気にスター監督に躍り出るチャンスとなるオーディション番組に運良く合流し、派手な人生逆転を夢見るが、最もろくでもないように見える多文化家庭の少年ヨングァンとオーディションのパートナーになることで、計画が台無しになる危機に瀕した人物だ。

主に映画では落ち着いて重たい雰囲気の演技を見せてきたキム・レウォンが、3年ぶりに映画に復帰し、世間知らずのユ・イルハンに扮して、より愉快で人間的な魅力をアピールし、以前とは異なる演技を披露する予定だ。キム・レウォンのパートナーとしては、新人俳優のチ・デハンがキャスティングされ、イ・グァンス、チョ・アン、ファン・ヨンヨンなども出演する。

記者 : チェ・ナヨン