「紳士の品格」4人4色、彼らのファッションキーワードは何?

OSEN |

ドラマはいつも現実以上のものを見せることで、視聴者の心を満たしてくれる。

一日に何回も高級で洗練されたスタイルの服を着替えるドラマの中のスターのファッションを見ていると、現実では感じられない妙な快感を覚える。

最近ではユニークなアクセサリーやアイテムが、劇中のキャラクターの特徴を一層目立たせる役割をしている。

中でも40代のイケメン中年のリアルなエピソードで話題を集めているSBSドラマ「紳士の品格」は代表格だ。彼らの演技を見る前に、キャラクターの特性をあらかじめ推測できるようにしてくれるファッションアイテムを見てみよう。


キム・ドジン“2個の安全ピン”

過度にハンサムな容貌、すらりとしたボディ、どこに行っても一度は人から見られるトレンディーなファッションセンスを持ったキム・ドジンの姿に視聴者たちは熱狂する。

このようなキム・ドジンのスタイルをよく見ると、食事と同じくらい欠かさず着用するアイテムがある。胸元、または襟の端につける2つの安全ピンだ。

だが、見る人によっては、彼のスタイルに合わないと思う人がいる一方、それこそキム・ドジンのスタイルを仕上げるアイテムだと思う人もいる。

キム・ドジンの鋭くて冷たいイメージに尖った安全ピン2つが加わり、よりシックなイメージを与えるためだ。

劇中でキム・ドジンのポイントであるこの安全ピンは、高級ブランド、クロムハーツの製品で1個当り50万ウォン(約34,000円)ほどの高価なものである。


チェ・ユン“優しさを象徴するマフラー”

4人の中で温かくて優しいチェ・ユンは、弁護士という職業に似合うきれいなスーツを好む。だが、私服の時をよく見てみると、マフラーで柔らかい魅力をアピールしている。

チェ・ユンのファッションのポイントはマフラーだ。大体チェ・ユンのスタイルを見ると、ニットカーディガンと軽い素材のマフラーでおしゃれをしている。もっと細かく見ると、カーディガンとマフラーで違う素材を合わせていることが分かる。

つまり、カーディガンとマフラーが同じような素材になると、ポイントのない平凡な感じで、ややもすると野暮ったく見える可能性もあるためだ。

暑い夏、チェ・ユンのスタイルを真似したいなら、リネンあるいはシルクのマフラーを選んでラフに巻くだけでも洗練した雰囲気を与えられる。このようなマフラーが負担になるなら、スカーフも考えられる。


イム・テサン“純情マッチョはミリタリールック”

恋愛なら恋愛、仕事なら仕事。何でもはっきりしているイム・テサンのファッションのポイントは、ワイルドなミリタリールックとカーゴパンツだ。

劇中でイム・テサンは、シャツとネクタイ、あるいはベストにミリタリールックとカーゴパンツを着るという、理解できないミスマッチなスタイルを披露する。

しかし、ミリタリールックとカーゴパンツは、彼のマッチョな気質をより目立たせるだけでなく、キャラクターをはっきりさせる機能を備え、劇中のソ・イス(キム・ハヌル)だけでなく、一部の視聴者たちの愛を一身に受けている。


イ・ジョンロク“浮気者はサングラスが好き?”

金持ちな妻の愛を背負いながら、さんざん“浮気”をしている生まれながらの遊び人、イ・ジョンロク。

彼の気質を物語るかのように、ファッションもまた軽い感じのコンセプトだ。

劇中で彼のファッションを見ると、主にベーシックな白いTシャツとカラフルなカーディガンを着用している。それと足首が見える9分丈のパンツにローファーをマッチさせ、いわゆる“遊び人”のファッションを完璧に着こなしている。

これとともに彼を完璧な“浮気者”にする必須アイテム、サングラスがある。サングラスは、夏に紫外線を遮断するのに有用なアイテムだが、彼が使うと危険なアイテムに急変する。

威厳があるように見えるイメージと、甘い言葉で初対面から女心を掴むためだ。彼の絶えない浮気に視聴者の関心が集まっている。

記者 : チェ・ジュンボム