A-JAX「僕らの切り札は、驚愕するほどのパフォーマンス」

OSEN |

7つの夢が集まった。ダンスが好きだから、自分を見せたいから、ステージに上がる前のわくわくな瞬間があるからなど様々な理由があるが、結論は一つ。音楽で誰かと共鳴したいという共通の目標があったためだ。

SECHSKIES、SS501などを発掘したDSPメディアが、5年ぶりにボーイズグループA-JAXをデビューさせる。ローマ神話でトロイ戦争を勝利に導いた英雄から名付けられたA-JAXには、激しいアイドル競争で英雄になって生き残るという決然とした意志が込められた。短くて1年、長くて3年の練習生時代を経たA-JAXのメンバー、ヒョンゴン、SUNG MIN、YUN YOUNG、JAE HYUNG、HYO JUN、スンヨプ、SEUNG JINは、15日に先行公開曲「Never let Go(君しか知らないから)」を発表し、デビューに拍車をかけた。

「初めて録音した曲だったので、僕たちにはとても大事な曲です。メンバーの母親たちは、すでに呼び出し音や着メロを『Never let Go』に変えてくれたんです。友達も皆良いと言っています(笑)」(ヒョンゴン)


「驚愕するほどのパフォーマンス、怪我しても構いません」

A-JAXのデビュー曲「ONE 4 U」は「Never let Go」とはまったく違う雰囲気だ。7人のメンバーのボーカルを強調した「Never let Go」とは違い、「ONE 4 U」はオーケストラの雄大さとヨーロッパのバロック調メタルサウンドで洗練された印象を与えた。A-JAXは「僕たちだけのジャンル、ビジュアルポップを試してみました。一言で言えば、半端ないですよ」といたずらっぼい表情で自信を示した。

「タイトル曲『ONE 4 U』が気になっている方も多いと思います。『Never let Go』が歌やボーカルに集中したとすれば、『ONE 4 U』のポイントはダンスです。本当に驚愕するほどのパフォーマンスを準備しました(笑) 椅子を利用したパフォーマンスと7人のメンバーが同時にバックダウンするダンスで構成してみましたが、心臓の弱い方々はちょっとだけ目を瞑ってください。ハハハ」(YUN YOUNG)


「KARA、RAINBOW、SS501のキム・ヒョンジュン先輩…応援に感謝します」

毎日のようにたくさんのアイドルグループがデビューする歌謡界で、DSPメディアは5年ぶりに新しいボーイズグループを排出した。所属事務所のKARA、RAINBOWにSS501のリーダーであるキム・ヒョンジュンまで、先輩グループがA-JAXを応援している。

「先輩たちが気にかけて応援してくれました。KARAのニコル先輩は、練習室にチーズケーキを買ってきて良い話をしてくれたし、キム・ヒョンジュン先輩は僕たちが先行公開曲を録音する時、訪ねて来てくれたんです」(SEUNG JIN)

「Twitterでもたくさん広報してくれました。それを後から知ってどれだけ感謝したか分かりません。KARAのハラ先輩もMVに出演してくれました。キム・ヒョンジュン先輩は、本当にサプライズでの訪問でした。前所属事務所を訪れたのも驚くべきことですが、先輩から先に写真を撮ろうとまで言ってくれて、感謝しました」(JAE HYUNG)


「すでに海外にファンサイトが出来たそうです!ビックリしています」

KARA、RAINBOWが日本で高い人気を博しているだけに、A-JAXもデビューとともに日本で活動を始める予定だ。次世代韓流スターを狙うA-JAX。デビュー前だが、良い予感がする。

「SS501先輩が韓流スターとして人気がありましたよね。同じ所属事務所からデビューするグループであるだけに、僕たちへの期待も大きいみたいです。中国、タイ、スペイン、日本、インドネシアまで、様々な国にファンサイトができました。リアルバラエティ「MAKING THE STAR」に出演していますが、放送が終わるとSNSに文章が掲載されるそうです。他の言語で翻訳されて掲載されたりもするし。ビックリもしているし、深く感謝しています。本当にありがとうございます」(HYO JUN)

軍隊を終えたリーダーのヒョンゴンを除いては、1993年に開催された大田国際博覧会のマスコット“クムドリ”を覚えているメンバーはいなかった。1993年前後に生まれた彼らを見て鳥肌が立つほど世代差を感じたが、それでもA-JAXを応援したい気持ちにさせたのは、誰1人が目立ったり劣ったりせず、7人全員が同じように輝いているためだった。

大小問わず処理担当のヒョンゴン、一発芸担当のSUNG MIN、不慣れ担当のHYO JUN、コメント担当のYUN YOUNG、演技担当のスンヨプ、ビジュアル担当のJAE HYUNG、ダンス担当のSEUNG JINまで、短所も強みに変え、時間と空間を楽しくさせるエネルギーがA-JAXにはあった。

「7人で死ぬ程一生懸命頑張ったし、準備もしています。一日も早くファンの皆さんに僕たちのステージをお見せしたい気持ちだけです。様々な姿をお見せしたいと思っています。見守って下さい」(一同)

記者 : イム・ヨンジン