「赤道の男」最終回のキーワードは?

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※この記事にはドラマ「赤道の男」の結末に関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「赤道の男」スクリーンショット
KBS 2TVの水木ドラマ「赤道の男」が全20話の長い旅路を終えた。

韓国で24日に放送された「赤道の男」(脚本:キム・インヨン、演出:キム・ヨンス)の最終回のキーワードは「許し」だった。

復讐を遂げたソヌ(オム・テウン)は、ジウォン(イ・ボヨン)に別れを告げた。ノシク(キム・ヨンチョル)との関係がその理由だった。ソヌの気持ちを理解したジウォンが彼の家を訪れた時、ソヌはすでに赤道に旅立っていた。それでもジウォンはソヌを諦めなかった。ジウォンは赤道に足を運び、愛する気持ちを伝え、そんなソヌとジウォンの再会が「赤道の男」のエンディングを飾った。

自殺図った後、ようやくソヌに胸の内を打ち明け、許しを求めたジャンイル(イ・ジュニョク)は、ソヌの前で再び自殺を図った。過去を乗り越えなければならないと、ソヌから「その荷物、もう下ろして良いよ」と慰められたジャンイルだったが、結局過去を乗り越えることはできなかった。そんなジャンイルを助けようとしたソヌは、再び視力に異常を感じ、ジャンイルはドラマのエンディングまで姿を現さず、想像の余地を残した。

ソヌによって代表取締役から下ろされ、不正資金の疑いで刑務所に収容されたノシク(キム・ヨンチョル)は、面会に来たソヌに弱い姿は見せたくないと毅然とした姿勢を見せるも、ソヌの視力に異常が生じたことに気付き、結局は涙を流した。ソヌとの関係を否定していたノシクだったが、子を思う切ない気持ちまでは隠せなかった。そんなノシクの温かい胸の中でソヌは視力を回復した。「赤道の男」の最終回は、復讐ではなく「許し」を描き、大団円の幕を降ろした。

記者 : イ・ヘミ