【一言レビュー】映画「建築学概論」ハン・ガイン、さすが初恋専門俳優

OhmyStar |

「映画は長いが、レビューは短い」「この映画見る?見ない?」あなたの友だち、恋人、家族が映画館のチケット売り場でこう悩んでいる時、ポップコーンを買いに行くふりをして、すばやくこのレビューをチェックしましょう。毎週ホットな映画を記者の観点から、簡潔に紐解くコーナーです。映画代が惜しくならないように、頼もしいアドバイスを配信していきます。/OhmyStar編集部

ミョン・フィルム
チョ・ギョンイ:映画は面白かった?

イ・ソンピル:よかったです。予想はしていましたが、愛しく懐かしい気持ちになって、初恋の彼女を思い出しました。この映画、成功しましたね。

チョ・ギョンイ:君の初恋って誰?

イ・ソンピル:先輩、映画の話をしましょう(笑)

チョ・ギョンイ:いやだよ。じゃ、最後の恋は?

イ・ソンピル:最後の恋は……ハ…ハン・ガイン?今日彼女の瞳に溺れました。

チョ・ギョンイ:ハン・ガインのスッと通った鼻筋や、黒目がちの瞳。さすがに初恋専門俳優!美しかったなー。

イ・ソンピル:全体的に映画のディテールが良かったと思います。例えば、そそっかしいハン・ガインとか、懐かしい小物とか。ディテールが隅々まで行き届いているように思いました。それから、画面もローアングルやハイアングルなど、様々なアングルを使って、感性をうまく引き出せたと思いますし。

チョ・ギョンイ:それから、何よりイ・ジェフン。イ・ジェフンの感性豊かな演技は長く余韻が残ると思う。「クラシック」のチョ・スンウを思い出した。

イ・ソンピル:そうですね。ペ・スジちゃんもスクリーンでの可能性を見せてくれたと思いません?もちろん、まだ俳優として補っていくべきところが多いですけど、この映画でいいスタートを切ったと思いますね。

チョ・ギョンイ:この監督は恋愛映画は初めてみたいだね。ディテールはよかったけど、恋愛の感情を最大に引き出せるポイントや、余韻を残せるポイントがたくさんあったのに、その微妙な感性を感じる前に次のシーンに移ってしまってさ。やっぱり家づくりと恋愛映画づくりはちょっと違うね。

イ・ソンピル:まあ、そうでしたね。でも、だからこそ「建築学概論」ではないですか。ときめく春に見たい映画でした。最後に一言レビューしましょうか?

一言レビュー:歌の「記憶の習作」とともに、長い余韻を残す2012年上半期最高の恋愛映画

ミョン・フィルム

記者 : イ・ソンピル、チョ・ギョンイ