ハ・ジョンウ、出演作品2本連続でランニングギャランティー獲得

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俳優のハ・ジョンウが映画「悪いやつら」に続き「ラブフィクション」で2本連続でランニングギャランティー(俳優が作品の興行成績によって出演料を受ける形式)をもらうことになった。自分が出演した2本の映画が1ヶ月もしないうちに立て続けにヒットし、連続してランニングギャランティーをもらうのは韓国の俳優の中では、ハ・ジョンウが初めてだ。

2月2日に公開された「悪いやつら」(ユン・ジョンビン監督)は公開10日ぶりである先月12日、損益分岐点である220万人を突破し「ラブフィクション」(チョン・ゲス監督)も公開1週間ぶりの3月7日、制作費の回収ができる時点である120満員を動員した。

ハ・ジョンウは「悪いやつら」出演前の損益分岐点を越える辺りから、観客1人あたり100ウォンずつもらう条件のランニングギャランティーを締結したことが知られている。「悪いやつら」が3月8日まで447万人を動員しただけに、ハ・ジョンウは最小2億ウォンのランニングギャランティーをもらうことになった。ハ・ジョンウは出演契約を締結する当時「自分よりチェ・ミンシク先輩を配慮してほしい」という意思を明かし、自分のギャランティを自ら低くし、利益が発生すればシェアするランニングギャランティーの契約を結ぶことにしたと伝えた。

これと関連し「悪いやつら」の投資配給会社SHOW BOXの関係者は9日「もらうものを全部もらったのに、ランニングギャランティーまで要求する一部の俳優がいるが、ハ・ジョンウは違った」と話し「先輩とスタッフをまず考え、配慮する心遣いに驚いた。おそらく、俳優として一生を生きた父、キム・ヨンゴンの影響を受けたようだ」と語った。純制作費18億ウォンが使われた「ラブフィクション」も予算が少なく、普段もらうギャランティを一部譲ったことが知られている。

ハ・ジョンウは「悪いやつら」でチェ・ミンシクという巨木に立ち向かい、火花散る演技を披露し注目を集めた。そして「ラブフィクション」では三流小説家ク・ジュウォルとペンネームで活動するヤン・バンウル、劇中劇である「エクモ婦人」の仁川署マ刑事として出演し、コミカルな演技を披露した。

彼はCJエンタテインメントが投資するリュ・スンワン監督の新作スパイ映画「ベルリンファイル」の撮影のために、今月末、ハン・ソッキュ、リュ・スンボム、チョン・ジヒョンとともにドイツ・ベルリンに旅立つする。

記者 : キム・ボムソク