キム・ヒョンジュン、立派なファンへの愛情はペ・ヨンジュン泣かせ!

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SS501のリーダーキム・ヒョンジュンのファンへの最上級の愛情が話題だ。

キム・ヒョンジュンは来年1月21日、ソウル蚕室(チャムシル)室内体育館で新年初のファンミーティングを開催する。このファンミーティングは有料で行われるが、入場券は2万ウォンしかしない。

もちろん一般のファンミーティングは無料で入場可能だ。しかしそれは小規模なクラブなどを考えた場合であり、キム・ヒョンジュンのファンミーティングが開催される蚕室室内体育館は7,000名以上の収容が可能な、大規模な会場だ。

ファンたちとのトークショー形式で行われる一般のファンミーティングとは違い、キム・ヒョンジュンのファーストミニアルバム「Break Down」と2ndミニアルバム「Lucky」の収録曲など、10曲以上の歌を歌う。事実上単独コンサートと変わりない。

蚕室室内体育館に音響や照明を備えコンサートをする多数の韓国国内歌手たちは、少なくとも5万ウォン、多くて9万ウォン台の入場料を受け取る。しかし、キム・ヒョンジュンのファンミーティングはその半分にも満たない2万ウォンでの入場料で、上手くいけば成功、そうでなければマイナスとなるだろう。

これについて所属事務所のキーイースト音盤事業部のカン・インソク本部長は「事実上、小さな単独コンサートと変わりないが、キム・ヒョンジュン本人の希望によって今回のファンミーティングを行うことになった。たぶん利益になるお金はほとんどなく、ファンサービスという次元になるだろう」と説明した。

このファンミーティングのイベントは突然行うことになり、注目を集めた。新年は日本でのプロモーションを行うキム・ヒョンジュンが韓国国内のファンたちを悲しませないために、2012年初のスケジュールを国内ファンミーティングにするという理由がある。

キム・ヒョンジュンのファンに対する愛情はこれで終わりではなかった。ある企業がキム・ヒョンジュンと一緒に製品プロモーションを行おうと高額を提示したが、これをきっぱりと断った。その理由についてカン本部長は「自分の利益のためにファンたちにお金を使わせるわけにはいかないというキム・ヒョンジュンの主張が大きかった」と話した。

SS501としてデビューした当時からキム・ヒョンジュンは自身が持つ独特な発言と主張を繰り広げてきたアイドル歌手として有名だった。そんなキム・ヒョンジュンの独特さはスターとして上りつめた今もその色を保ち続ける。今の自分を作ってくれたファンに対しての、別段の愛情の表れなのであろう。

カン本部長はキム・ヒョンジュンについて「利益を追求しなくてはいけない所属事務所の関係者の立場から考えると不満は多い。しかし“男”として考えるとかっこいい」とし、褒め称えた。

キム・ヒョンジュンは以前、所属事務所にも話さず、1億ウォンを赤十字と愛の煉炭分け合い運動に寄付した事実が知られ、話題になった。数百というお金を寄付し報道資料を通じ大々的に宣伝する他の芸能人と比較すると、キム・ヒョンジュンには感心するばかりだ。

所属事務所であるキーイーストの元祖韓流スター、ペ・ヨンジュンという観点から見ると、所属事務所にファンたちのためにお金を使わせようとするキム・ヒョンジュンは“社長”ペ・ヨンジュンを泣かせている。

記者 : キム・ギョンミン、翻訳 : 橋本真由美