ク・ヘソン、ピアノアルバム「息4」を発売…タイトル曲には亡くなった愛犬への思いも

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写真=MIMIエンターテインメント
女優ク・ヘソンが4枚目のピアノニューエイジアルバム「息4」を発売した。昨年9月に発売した3rdピアノニューエイジアルバム「息3」以来、約6ヶ月ぶりだ。

最近発売された「息4」は、これまで彼女が作曲した楽曲をオーケストラアレンジして制作したアルバムで、タイトル曲「幸せだっただろうか」を含め、全8曲で構成されている。

ク・ヘソンは所属事務所のMIMIエンターテインメントを通じて行った書面インタビューで「アルバムはいつも嬉しくてワクワクします。うまくいってほしいと思いますし。取らぬ狸の皮算用でしょうか、そういう気持ちで待っています」と感想を語った。

発売したポップ曲を再アレンジした理由について「ポップ曲は元々ポップになる前、ニューエイジ曲として作ろうとした音源でした。もっと大衆化する作業をするため歌詞を入れて発売した楽曲ですが、元の状態に戻って今の自分を表現したいと思って再解釈しました」と伝えた。

タイトル曲の「幸せだっただろうか」について「12月に亡くなったペットのスンデを思いながら作業した曲です。『あの子は私と一緒に過ごした時間が幸せだっただろうか? いつが一番幸せだっただろうか?』と思いながら作業しました」と紹介した。

また「スンデは私が一番気を遣ってあげられなかった子だったんです。私にはペットが数匹いましたが、その中で一番大人しい子で、忠誠心が強くて賢くて手間のかからない子でした」とスンデへの愛情を伝えた。

ク・ヘソンはアルバムのテーマについて「生と死について話し合おうとしました。生は死に向かっていますが、死は生の連続で、それで生と死は同じだということを伝えようとしたんです。その境界を薄くしようという感情で作業しました」と説明した。

演技や演出、美術、音楽など様々な芸術分野で活動している彼女は「芸術は正解がないので、できるんだと思います。自由だからです。自由に過去と現在、そして未来を行き来しながら影響を与えているので、いつも新しいものを創造することができますし、省察できるのでどんどんするようになります。これをしない人生は、私には死んだ人生と同じなので、こうした活動が可能なんだと思います」と様々な活動の原動力を公開した。

ク・ヘソンは最近、様々なバラエティ番組に出演し、人間関係や恋愛などについて率直な話を披露している。離婚後の活動についての率直な発言が負担になるのではないだろうか。

しかし、彼女は「一部のことを話しているだけで、それほど負担にはなりませんでした。人間関係や恋愛に対する部分は、おそらく視聴者の方が悩む部分とあまり変わらないと思うので、心配はしなかったです。今の自分について話し、また成長していく姿をお見せし、一緒に成長していくことを願う気持ちだったと思います」と語った。

幼い頃から有名人として生きてきたク・ヘソン。“有名税”に慣れてきた部分も、まだまだ大変な部分もあるはずだ。彼女は「今でも適応できない部分が確かにあります。考え方が自由だからだと思います。でも、本当によいところも多くていいです。街に出れば、気兼ねなく私の話し相手になってくれる方々がいて、いつも私を歓迎してくださるので嬉しいです」とポジティブな姿を見せた。

今年必ず海に行きたいと言った彼女は「裸で泳ぐのが今年のバケットリスト(一生のうちにやってみたいことのリスト)です。全身で太陽と向き合いたいです」と願いを語った。

また「私は様々な人間群像の中で1人の人間として成長していきたいです。韓国社会は保守的で特殊なので面白い市場だと思います。私の自由な考えを表現して人々と交流し、またお互いに影響を与え合いながらより良い明日を作っていきたいです。このような部分をずっと研究して作業して、社会の構成員として役に立つ人になりたいです」と伝えた。

記者 : イ・ミンジ