ソ・イェジ、損害賠償めぐり広告主と訴訟も…モデル料の半分にあたる2600万円を返還か

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写真=TVレポート DB
いじめ疑惑から、元恋人に対するガスライティング(被害者に些細な嫌がらせを行ったり、わざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法)疑惑まで提起されていたソ・イェジの所属事務所が、広告主にモデル料の半分を返還することになった。

16日、中央日報によると、ソウル中央地裁民事合議25部は、ユハン健康生活がソ・イェジと所属事務所のGOLDMEDALISTを相手に提起した損害賠償訴訟について「GOLDMEDALISTが2億2500万ウォン(約2600万円)を返還すること」と判決した。

ただし、ソ・イェジと所属事務所に共同で請求した損害賠償および違約金の請求は受け入れられなかった。

ソ・イェジは2020年7月、ユハン健康生活と広告モデルの契約を締結し、8月にモデル料の支払いを受けた。しかし、翌年の2021年4月、ソ・イェジが元恋人をガスライティングしたという疑惑を皮切りに、いじめ疑惑、学歴詐称疑惑などが浮上した。

ソ・イェジに対するあらゆる疑惑が提起された後、ユハン健康生活は4月27日、GOLDMEDALISTに契約解除およびモデル料返還を要求する公文を送った。その後、ソ・イェジが登場する広告も中断となった。

ユハン健康生活は、ソ・イェジに対する疑惑が提起されたことと、所属事務所の対応などが契約違反だと主張し、共同で違約金および損害賠償額12億7500万ウォン(約1億5000万円)を請求した。ユハン健康生活との契約書には「本契約期間の間、公人として品位を害する行為により、広告主の製品、企業イメージに損傷を加えたり、広告効果を減少させる行為をしてはならない」という内容の条項が含まれていた。

しかし、裁判所は「疑惑の対象であるいじめ、ガスライティングなどは、すべて契約期間前のもの」とし、契約違反による違約金および損害賠償請求は受け入れなかった。また、所属事務所が疑惑を解明するためにコメントを出したことも契約違反ではないと判断した。

ただし裁判所は「モデル料が支給された後、広告の放映、掲載が取り消しになる場合、所属事務所はモデル料の50%を現金で返還する」という契約書の条項により、ユハン健康生活にモデル料4億5000万ウォン(約5300万円)の半分である2億2500万ウォンを返すことを命じた。

あらゆる疑惑に包まれていたソ・イェジは、約1年間の空白期を過ごし、韓国で2022年に放送されたドラマ「イブの罠」で復帰した。「イブの罠」出演後、ソ・イェジは特別な活動をしていない。

記者 : キム・ヒョンソ