映画「ラブリセット 30日後、離婚します」チョン・ソミン“カン・ハヌルはリアクションが大きくてからかい甲斐がある”

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カン・ハヌル、チョン・ソミン主演の映画「ラブリセット 30日後、離婚します」を鑑賞した観客の反応が熱い。絶え間ない爆笑シーンに、観客の笑いは止まらなかった。「観客を笑わせる映画」「2人ともイライラする演技がうますぎる」などの好評が後を絶たなかった。「ラブリセット 30日後、離婚します」は、いよいよD-30(残り30日)、お互いのダサさと可笑しさに耐え切れず、いよいよ完璧な他人になる直前、同時に記憶喪失になってしまったジョンヨル(カン・ハヌル)とナラ(チョン・ソミン)の姿を描いたコメディだ。

チョン・ソミンは「シナリオが面白かったです。一気に読み通しました。ぜひ演じてみたいという欲が出てきました。初めて読む時は読者の立場で読み、次に読む時は私が演じるキャラクターを集中的に見ます。ナラの無鉄砲な一面が気に入りました」と出演の理由を明かした。

2人の“離婚戦争”は10万ウォン(約1万円)が発端だった。ジョンヨルが結婚式のご祝儀として10万ウォンくれと頼むとナラは「誰が塾の先輩の結婚式にまでご祝儀を贈るのか。それもニートが」と答える。

チョン・ソミンは他人のことを気にしないナラが気に入ったという。記憶は失ったが、アイデンティティは持っていた。だからといってナラの性格と似ている点はなく、似ているところを挙げるとすれば、「私がした選択に最善を尽くすということです」と答えた。

映画「二十歳」を通じて出会った2人は、古くからの友人のように気兼ねのない関係だ。カン・ハヌルは映画の撮影中、ずっと気楽な雰囲気を求めており、現場に来る度に同じ服を着てきたという。

チョン・ソミンは「それを見て私が言いました。『洗濯しないの?』って。するとカン・ハヌルは『この服と同じ服が数枚ある』と答えました。基本的にリアクションが大きいんです。反応が可愛いから、からかう方の立場としてはもっとやりたくなります」と笑った。

映画「二十歳」の後続作のような感じがするという声もあると聞いた時は理解できなかったが、完成した映画を観て、そのような想像もできそうだと思ったという。

彼女は「冗談めかして、後で『40』を撮ろうと言いました。“激情ロマンス”はありふれているので、“心配ロマンス”を撮ろうと言いました。台本が面白ければ、40代になった時、また一緒に演技したいです。ハヌルは変わったところがないんです。どうしてあんなに一途でいられるのかと思うほどです。経験が蓄積されるにつれて、さらに成長していました」と称賛した。

チョン・ソミンは学生時代、バレエと韓国舞踊を習った。高校時代にバラエティ「挑戦!ゴールデンベル」で舞踊を披露したこともある。韓国芸術総合学校の演劇科に首席で入学した彼女は2010年から女優として本格的な活動を始めた。

彼女は「『還魂』のアクションもできるだけ私が全部やろうとしました。アクションが好きなんです。ワイヤーを使うのも楽しいですし、幼い頃に舞踊を習っていたことがすごく役立ちました。今度は本格的なアクションに挑戦したいです」と意欲を見せた。

最近彼女はクライミングに夢中になっているとし、「たこまでできました。達成感があるので続けています。クライミングをしない時はほとんど家にいます。5歳の甥っ子と過ごしています。おじさんのように遊んでいます(笑)」とプライベートを明かした。

記者 : クァク・ミョンドン