ナムグン・ミンからハン・ソヒまで…演技への情熱に驚き!役作りのために体重を増やしたスターたち

OSEN |

活動しない時は厳しく自己管理せず、出演作が決まれば徹底した自己管理に入る姿を“入金完了”と表現する。しかし、最近では“入金完了”という概念が少し変わった。むしろ、キャラクターと作品のために体重を増やすスターたちもたくさんいるためだ。5kgは基本で、30kgまで体重を増やし、「この人は本当にあの人なの?」と驚かせるスターたちがいる。

最近、完全に変身した姿で話題となったのはDisney+のコンテンツブランド「スター」にて、独占配信中のドラマ「ムービング」に出演したイ・ジョンハだ。劇中、ボンソクを演じたイ・ジョンハは、能力を隠したまま平凡な生活をしている純粋で優しい高校生だ。彼はボンソクとのシンクロ率を高めるため、30kgも増量。作家のカン・プルは「役作りのために本当に頑張った。熱意がある俳優だ」と伝えた。イ・ジョンハは「食べることが好きで食事の量を多く増やした。大変だったけど、ボンソクの姿になっていくのを見て嬉しかった。もっとはやく太りたいと思った」と話した。

パク・ヘジンも「国民死刑投票」のために体重を増やした。彼は「以前は72kgほどだったが、今は82kgだ。いつも太りたいと思っていたけど、今回の作品のためにデビュー後、初めて体重が80kg台になった」とし、「台本を受け取り、原作よりもう少し多様な姿をお見せできそうだった。原作では(キム・ムチャン:パク・ヘジンが演じた役が)シニカルでドライな人物だと思っていたけど、ドラマでは内面の感情がさらに表われ、ドラマに合う姿をお見せすることができると思って選択した」と明かした。

ナムグン・ミンは作品のためにバルクアップ(筋肉をつけて身体を大きくすること)した。彼は「もともと20代前半は58kgほどだった。スリムに見えて運動を始めたけど、『黒い太陽~コードネーム:アムネシア~』というドラマに出演することになった。ここでは本当に誰かを一気に制圧するためには筋肉質でなければならないと思った。運動する姿をちゃんと見せなければならないと思ったけど、運動しながら本当に死ぬかと思った。普段は66kgほどだったけど、70kgを超えるまで1ヶ月がかかった。それからはどんどん上がって80kgを超えた」と話した。

彼らの他にも、ソン・ソック、キム・ミンジェ、イ・ジュニョク、チュ・ジフン、パク・ソジュン、チャ・テヒョン、ユン・ドジン、チャン・ドンユン、ソ・ヒョヌ、ユ・ジテ、アン・ジェホン、キム・ミンギュ、チュウォンなどが演技のために体重を増やした。

女優もキャラクターのために体重を増やすケースがある。画面の中で綺麗に見せたい欲もあるはずだが、むしろキャラクターをよく見せるため、作品への没入度を高めるために体重を増やし、綺麗に見せることを諦める。

f(x)のクリスタルは「エビギュファン」で妊婦役のためにダイエットを諦めた。彼女は「打ち合わせの時はダイエットをしていた。でも、ダメだと言われた。それで監督とよく食べに出掛けた」とし「わざと一つの料理を食べなかった。ご飯を食べて、デザートを食べて、またご飯を食べて、デザートを食べた。普通は1日に2食食べるけど、その時は3~4食食べた」と打ち明けた。

ハン・ソヒは「マイネーム:偽りと復讐」に出演した時、アクションのために10kg増量した。彼女は「『夫婦の世界』を撮影した時が44kg~45kgほどだった。体が疲れていたので食べる量も増えた。食べたいものを全部食べたら53kg~54kgになっていた。パク・ヒスンが筋肉だけで10kg増やしたと言っていたけど、決してそうじゃない。脂肪がほぼ半分以上を占めていると思う。そうしてこそ体が耐えられる状態だった。自然と太ったと思う」と話した。

チャ・ジュヨンも「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」に出演しながら、5~6kgほど体重を増やしたという。少女時代のユナは体重を10kg増やしたという話があったが、これに対し「増やしたけど、10kgではない。プロフィール上の体重も信頼できるものじゃない」と伝え、「健康そうに見えて良いと言われたけど、次の作品で少しは違うイメージをお見せしたかった。もう少しビジュアルに気を遣って、変化を与えようと一生懸命に運動もした。そしてたくさん食べた。夜の撮影が多く、夜食もたくさん食べた。次の作品のために少し体重を増やしてみることにした」と伝えた。

記者 : チャン・ウヨン