「偶然出会った、あなた」ソ・ジヘ“女優より恋愛バラエティの印象が強く悩んでいた”

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写真=JUSTエンターテインメント
女優のソ・ジヘが自身の空白期を振り返った。

ソ・ジヘは最近韓国で放送終了したKBS 2TV月火ドラマ「偶然出会った、あなた」(脚本:ペク・ソヨン、演出:カン・スヨン、イ・ウンヒ)で文学少女のイ・スンエ役を演じ、主演女優として実力を証明した。

「偶然出会った、あなた」は、1987年に閉じ込められた2人の男女の不思議で美しい時間の旅行を描いた。

ソ・ジヘは劇中、誰よりも純粋で輝く文学少女イ・スンエ役を演じ、主演デビューを果たした。劇の序盤、コ・ミスク(チ・ヘウォン)にいじめられ、夢を奪われる危機に置かれても何も言えない姿を見せたが、それから自分の原稿を奪ったコ・ミスクに痛快な一発を放った。小説家としてデビューする過程ではしっかりとした眼差しや声など、ディテールにこだわった演技でキャラクターを表現した。

ペク・ヒソプ(イ・ウォンジョン)と初々しいロマンスを披露し視聴者をときめかせた彼女は、連続殺人事件の容疑者になった彼のためにできることが何もないという悲しさから嗚咽する姿で視聴者を悲しませた。幅広い演技で感情を繊細に表現し、ドラマへの没入感を高め、初主演デビュー作を成功裏に終えた。

写真=「偶然出会った、あなた」スチールカット
「私のIDはカンナム美人」以降、5年間女優として活動しているソ・ジヘは「『私のIDはカンナム美人』は『ハートシグナル』の話題性から出演することになった端役だと思います。その後、私が女優というイメージより、『ハートシグナル』のイメージで消費されていると思って悩みました」と話した。

「ハートシグナル」について彼女は「芸能人を夢見る人々があのような番組を利用していると誤解されるかもしれないと思いましたが、だから私は着実に活動をしていかなければならないと思いました。私の真正性をお見せすれば、そのような誤解もなくなるのではないだろうかという気持ちで活動にだけ集中しようとしました」とつけ加えた。

ソ・ジヘは「自分が過去にやったことのために葛藤し、どのように進むべきかについてたくさん悩む時間がありました。少しずつ演技をお見せできるよう方向を決めていかなければならないと思いましたし、そのため少し空白期がありました。まともに活動を始めたのは昨年10月からだと思います」と話した。

写真=JUSTエンターテインメント
気持ちを引き締めて活動を再開した彼女は、地上波初主演となる「偶然出会った、あなた」に出会った。彼女は「スンエという人物を表現しようとした時、ペク・ユニョン(チン・ギジュ)が会いたがる母親の最も美しかった時代、純粋だった時代を表現してみたいと思いました。私の母もあのように夢があって新しいものに接して、わくわくしただろうと思い、そういったことを重点的に演技したいと思いました」と話した。

ソ・ジヘは「スンエがバカみたいに見えるかもしれません。でも、実はすべてが初めてな人だと思います。愛が何かさえ知らない人です。いじめられて、それでも優しくなれたのは純粋だったからだと思います。型にはまらない人だと思って演技しました」と説明した。

彼女はチン・ギジュについて「最初の撮影時からすごく自然にリードしてくれました。緊張して撮影現場に行ったのに、目でリードしてくれたので楽な気持ちになりました。ピクニックに行くシーンは本当にピクニックに来たかのように楽しみました。風景もとてもきれいで、アドリブもきちんと受けて入れてくれて面白かったです」と話した。

記者 : チャン・ウヨン