ASTRO チャウヌ、本日デビュー7周年…新ドラマ「アイランド」や再契約・ソロ活動について明かす“メンバーは一生関わる人”

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写真=TVING
ASTROのチャウヌが最近、TVING「アイランド」パート2の公開を控えて、ソウル江南(カンナム)区駅三洞(ヨクサムドン)のカフェでマイデイリーとインタビューを行った。

同作は、韓国漫画界の巨匠ユン・インワン、ヤン・ギョンイル作の同名の漫画・ウェブ漫画を原作に、世界を滅ぼそうとする悪に対抗し、戦わなければならない運命を持った人物たちの旅路を描くファンタジーアクションドラマだ。

この日、チャウヌは「武術監督やスタッフの皆さん、先輩の方々と一緒に『このシーン、よくやったね』『このシーンすごく面白い』『あのシーンがこのように完成したんだね』と、グループチャットや電話で互いに感想を語り合いました」と、「アイランド」パート1への感想を伝えた。

また「実は、撮影をしてから1年も過ぎています。24日にパート2が公開されるので、ワクワクして、完成した作品が気になっています」と、パート2への期待も示した。

劇中、彼は地上最高の最年少の“魔除け司祭”ヨハン役に扮した。生まれると同時に海外へ養子に出されたヨハンは、神様に呼ばれて魔除け司祭として生まれ変わった。神様からの召命だと思って済州道(チェジュド)に派遣されたある日、ヨハンは予言書に書かれた“その日”に向かい合って、運命の渦に巻き込まれてしまう。

魔除け司祭役を務めるだけに、彼は司祭服姿を披露した。これについて彼は「司祭服を着ると、心構えが変わる気がします。敬虔(神仏につつしんで仕えるさま)になる感じがします」とし「もっと自分ならではのスタイルとカラーでヨハンらしく、司祭だけれどもっとかっこよくて若い、バチカンから来た最年少魔除け司祭のイメージを強調しようとしました。魔除け司祭役を務めた数多くのかっこいい先輩方がいらっしゃいますが、自分だけのカラーを上手く表現しようとしました」と説明した。

ヨハンは、ヘッドホンを付けてK-POPを聞きながら魔に立ち向かう。チャウヌは司祭だが、若いヨハンに少年らしさと20代の男性のイメージを同時に収めようとした。しかもヨハンらしさも忘れなかった。代表的なのがヨハンのイヤリングだ。イヤリングを外そうと言った監督に、チャウヌはヨハンというキャラクター性を強調したい気持ちをアピールした。そのようにしてヨハンの人物像は、撮影中に作り上げられた。

彼は「魔除けを題材にした作品をたくさん見ました。監督やキム・ナムギルさんとも話し合いました。しかし、この作品の中のヨハンは、これまでの司祭のキャラクターとは違うと思いました。監督とともに話し合いながら作っていくキャラクター像が最も重要だと判断しました。なので監督とたくさん話し合いました」と、キャラクターの構築するための努力について語った。

同作は、原作漫画とウェブ漫画が存在する。これについて彼は「キャラクターを視覚化することができるという長所がある一方で、そこに固定概念が閉じ込められてしまう可能性もあります。長所は維持しつつ、もっと現実的で生き生きしているキャラクターを作ろうとしました」とし「ポスターを撮影する時には、表情をもっと漫画らしく、ウェブ漫画らしく見せようとしました。2Dを3Dに変える作業なので、上手く表現したいと思いました。そういった部分が面白かったですし、勉強にもなりました」と説明した。

同じく原作があるJTBC「私のIDはカンナム美人」、tvN「女神降臨」に出演しただけに、新しいキャラクターを作るのに長けている部分もあっただろう。特に彼は、その時その時で、自分が立っている場所でベストを尽くそうというのがモットーだと語った。ギョンソクとスホを演じる時にも、彼はベストを尽くした。そしてヨハンでは、以前よりも経験が豊かになった彼の努力が垣間見えた。

彼は台本をもらってから、「アイランド」の原作を確認したという。文字で作られた台本の中のヨハンは、漫画とウェブ漫画を経てビジュアルとヘアスタイル、アクセサリーなどが記載されていた。その中で参考にする点は参考にして、もっとチャウヌらしくヨハンを作り上げる作業を行った。そんな彼に対し、原作の作家は「ヨハンを愉快に、かっこよく表現してくれてありがたいです」と伝えた。

同作は、彼が初めて挑戦するアクション物だ。約3ヶ月間、彼は暇さえあれば武術監督に会って練習した。ヨハンが使う刃物と長さが同じである玩具のスティックをもらって、家でも練習をした。そのスティックは、今も所持しているという。

当然、怪我も絶えなかった。練習時には安全だったが、本番は違った。撮影場所が山だったため、傾斜が激しく、砂利も多かったのが問題だった。ヨハンが前や後ろへ転ぶ時には、石により怪我も負った。しかし彼は「無事に終えました」と誇らしく言った。

「実際、アクションジャンルだけの妙味があるようです。挑戦でもある作品だったので、絶対出演したいと思いましたし、ヨハンというキャラクターに挑戦したいと思っていました。撮影が終わった今考えると、すごく面白かったですし、楽しかったですし、勉強になった作品でした。(出演して)良かったです」

パート2についても「アクションが一番の見どころだと思います。ジャンル自体がファンタジーアクションで、アクションのスケールも大きくなるからです。僕も完成した作品が気になり、皆さんの反応も気になります」と、スケールが大きくなったアクションに言及した。

CGが多いファンタジーアクションであるため、実際には見えていないものをまるで見えているかのように演技しなければならない厳しさもあった。彼は「簡単ではありませんでした。CGの作業が終わって画面に出るのは、怖い精炎鬼です。でも、現場で撮影する時にはスタッフの方が緑色の全身タイツを着たり、オレンジ色のボールが飛びまわったりしていました。それでも撮影する時には集中して、楽しみながら撮影しました」と語った。

このような努力にも関わらず彼は「今回は演技すればするほど大変でした。点数をつけるよりも、謙虚に受け入れて、僕がもっと一生懸命に頑張って、上手く表現すればいいと思います。何よりも本気で演技することが大切だと思います」と、作品で披露した自分の演技に点数をつけることに躊躇した。

彼に満足度を訪ねると、やっと「50点? 半分くらいです。元、自分の性格とスタイルが自分自身に厳しいというか……。そんなタイプです」と慎重に答えた。

彼の俳優としてのデビュー作は、2014年の映画「ドキドキ私の人生」だ。すでに俳優としては芸歴10年目になるのだ。これを聞いた彼は「一度も考えたことがないので、実感が湧きません。振り返ってみると、僕が俳優としてこれまで頑張ってきたこと自体、信じられません。ありがたい気持ちが大きいです」と驚いた顔を見せた。

そして最近、撮影期間中の休日に、マネージャーと一緒にした散歩を思い出した。デビューしてここまで頑張ってきたことに実感が湧かず、「fantagioという事務所でデビューしてASTROとして活動できていることがありがたい」と言ったという。

「心の中で何かがとろりと溶ける感じがしました。(アイドルとして)7周年、8年目だと思っただけで、(俳優としては)10年目だとは思わなかったので。これまで色々あったので、信じられないし、胸がいっぱいになります。思いがけずイライラする時もありましたが。その日、食事して散歩しながら、そのように思いました」

芸歴10年目の“俳優チャウヌ”は「過去を振り返ってみると、任されたことを頑張りすぎたと思います。『なぜそうしていたんだ?』と思うほどバカでした」とし「今は、自分の心を覗き込む余裕もできました。当時は自分の気持ちは分からず、バカみたいだったと言いますか……。当然、10年後の自分が今の自分を振り返ったら『バカみたいだ』と思うかもしれませんが」と、恥ずかしそうに笑った。

悩みと成長はパート2に対する期待ポイントでもある。彼は「『兄さん、お休み』と言って、ヨハンが兄を処断するシーンがありますが、一番気に入っているシーンであると同時に、最も胸が痛かったシーンです。そのシーンでは、ヨハンの心理的な悩みが大きく表れていました。自分は神様を信じて、神様の権能を行っているのに、神様は実際に存在するかに対する悩みです。(期待ポイントは)ヨハンのそんな悩みと成長にしていくところです」と語って、期待を高めた。

チャ・ウヌが所属しているASTROは、本日(23日)デビュー7周年を迎えた。この日特別な計画があるかと聞くと彼は「僕たちのチャットルームでは話をしました。数日前、夕食も一緒に食べました」と答えた。

続いて「特別なことより、『何かしようか?』『ご飯食べる?』『時間は大丈夫?』という話をしました。でも、撮影があったので。『みんなでMJ兄さんの面会に行ってこようか』とか、ずっとメッセージを交わしています」と伝えた。

デビュー7周年は、アイドルグループにとって一種の分岐点になる。様々な活動に対する悩みもあるはずだ。しかしチャ・ウヌは「7周年、8年目というのがあまり信じられません。メンバー同士の仲が本当に良いです。僕たちもたまに『そんなにたったの?』と思うこともありました」と告白した。

それと共に「まだ僕たちは10代の時に会った同年代の友達のように過ごしています。大きく変わることはありません。僕たちが楽しく活動することが僕たちだけのコミュニケーションであり、方式だと思います」と微笑んだ。

ASTROの活動については「まだ計画したものはあまりありません。MJ兄さんも軍隊にいる状況です」と説明した。ただ、「歌ったり、グループ活動をするのも、ステージも大好きです。また、ソロ歌手として活動することも、あり得るのではないかと思います。歌うことも大好きです。ステージに立つことが面白く、ありがたいと思っているので、嫌だと思ったことはありません」と話した。

再契約に関する質問には「すでに決めたメンバーもいますし、そうではないメンバーもいます。契約はデリケートな部分でもあるので、僕たち同士も、個人的にも会社とコミュニケーションをとっています」とし「何を選び、何をしたとしても、一生会う人たちなのですから」と明かした。

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記者 : カン・ダユン