ムン・チェウォン、ドラマ「ペイバック~金と権力~」放送終了の感想を語る“働く原動力は…”

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写真=IOKカンパニー
ムン・チェウォンが女優としての悩みを率直に打ち明けた。

彼女は最近韓国で放送終了したSBS金土ドラマ「ペイバック~金と権力~」(脚本:キム・ウォンソク、演出:イ・ウォンテ、ハム・ジュンホ)で、約3年ぶりにお茶の間に復帰した。ロマンス、ラブコメディーではなく、ジャンル物への挑戦が視聴者の目を引いた。彼女は「やったことのない役柄で、難しかったです。しかし、挑戦したことに対する満足感がありました。今後はジャンル物に対する負担や不慣れさが少なくなりそうです」と感想を伝えた。

本作は、「法」と結託した「銭」のカルテルに対抗する投資家のウン・ヨンとエリート法務官のパク・ジュンギョンの痛快な復讐劇だ。検事出身の陸軍法務官であるパク・ジュンギョン役を演じたムン・チェウォンは、カリスマ性溢れる表情の演技、荒いアクションなどをこなし、新たなキャラクターを披露した。ソウル江南(カンナム)区狎鴎亭洞(アックジョンドン)のあるカフェで、放送終了記念ラウンドインタビューを行った彼女は、「台本を読んだ時、演じる自分の姿を描けなかったのですが、実際撮影に入ったら、すぐに慣れてきました」と振り返った。

2007年にデビューし、いつのまにか15年目の女優になったムン・チェウォンは「悩みが多かったです」と打ち明け、女優として引き続き活動できる原動力と楽しさを見つけようと努力しているところだと明かした。

「様々な人々と数多くの作品をしてきましたが、演じるということは皆同じです。原動力がなくなる時だってあります。常に同じ仕事をしていても、目標がいつも同じではありません。そんな時はまた新しいものを見つけなければならないですが、毎回そのようなきっかけが訪れるわけではないので、私も知らないうちに悩んでいたようです。仕事の楽しさを見つけようと努力しているところです」

続けて「デビュー当時は、劇中の役割の職業や背景から来るときめきがありましたが、ある時からそのようなことがなくなりました。最近では、好きだった俳優の方々に作品の中で会うのが楽しいです。それなりに働く原動力になりました。もちろん息がよく合う時の話ですが、今回もそうでした。作品への出演を決める基準が、(共演する俳優が)自分が好きな人なのかどうかではありませんが、共演する俳優たちとの相性を考慮することになるのが事実です。以前は同年代の俳優たちとの撮影が多かったですが、年を取るにつれて先輩たちとの撮影も多くなりました。イ・ソンギュンさんも普段から好きだった先輩ですし、『悪の花』で共演したイ・ジュンギさんもデビュー前の学生時代から見てきた俳優です。実は大したことではありませんが、このような思い出を考えながら、それなりに働く意味を探しているような気がします」と言って笑った。

ムン・チェウォンは単調な生活から抜け出すために、新しい趣味を見つけたいと話した。「趣味を見つけるのが簡単ではありませんでした。実際、心を少し開けば参加できそうなことが多いですが、心を開くことがまだうまくできません。ひとまず心を開かなければならないと思います」と言った。

「良い機会があれば、ナレーション作業にも参加してみたいです。次回作は今作よりはもっと笑うことができて、もっと緩んだ役柄を演じるのではないでしょうか。ファンの皆さんも、そのような姿を見たがっていると思います」

記者 : オ・ユンジュ