ナムグン・ミン効果で大反響!笑って泣ける痛快法廷ドラマ『わずか1000ウォンの弁護士』の魅力を徹底解剖

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現在、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」で独占配信中のドラマ『わずか1000ウォンの弁護士』。出演ドラマが軒並み高視聴率を記録する、人気俳優ナムグン・ミンの最新主演作は、わずか1000 ウォンで弁護を引き受けるという、町の変わり者弁護士チョン・ジフンの活躍をコミカルなタッチで描いた作品だ。韓国ディズニープラスで2022年の年間視聴率2位(※2022/10/12時点)を記録するなど、大きな反響を得ている痛快法廷ドラマ『わずか1000ウォンの弁護士』の魅力を徹底解剖する。

配信URL:https://lin.ee/cpVAkcQ/yfsz/news/1022
 

ドラマ冒頭のイントロから一味違う!笑って泣ける痛快法廷ドラマ

『わずか1000ウォンの弁護士』は、ドラマの冒頭に流れるイントロから一味違う。日本のアニソンを彷彿とさせる力強いサウンドと歌詞が印象的な主題歌に、劇中にも登場する推理少年漫画のようなタッチで描かれたアニメーションで構成された、コミカルで躍動感あるドラマ展開に期待が高まるようなイントロで始まるのだ。

ドラマのタイトル『わずか1000ウォンの弁護士』にある1000ウォンを日本円に換算すると、その金額はわずか100円。ナムグン・ミン演じる主人公チョン・ジフンは、弁護士費用としては破格中の破格の1000ウォンで弁護を引き受けている変わり者の弁護士なのだ。寂れた町のお世辞にも立派とは言えない法律事務所とはいえ、家賃を払いさらに従業員まで雇ってやっていけるのか? 1000ウォンの弁護士費用でどうやって生計を立てているのか、徐々に明かされていく謎の答えを予想しながら見るのも面白いかもしれない。

そんなわずか1000ウォンの弁護士であるジフンの元を訪ねてくるのは、経済的に困窮していたり、他の法律事務所で弁護依頼を断られたりとワケありの依頼人ばかり。藁にもすがるような思いで相談にきた依頼人たちの決して簡単ではない相談をジフンはさらりと受け止め、思いもよらない突飛な方法と理論で軽やかに鮮やかに解決していくのだ。
 

こんな弁護士見たことない?超変わり者弁護士が大活躍!

第1話では、高利貸しからの借金の利息が膨らみ、漢江から身を投げようとした男性の弁護を引き受けたジフンが、高利貸しの事務所を訪ねた際に偶然家宅捜査に入ってきた検事試補(司法修習生)のペク・マリと出会う。高い法律知識を武器にマリの捜査を交わしただけでなく、機転をきかせチンピラを救ったジフンは、高利貸し並の法外な大金をチンピラから報酬として得ることで男性を救ったのだ。

また、スリの常習犯として服役、出所後すぐに再犯を疑われ誰も信じてくれないと自暴自棄になる男性の弁護では「愛する娘のために生まれ変わったあなたを信じる」と話し、父親の代わりに絵を描き姉の代わりに逮捕された青年には、「自分の人生を生きてほしい」と諭す。普段は何を考えているかわからないような飄々としていながらも、常に依頼人に寄り添い弁護するジフンの姿は「弁護人の代わりに闘い、心で弁護する弁護士」そのもの。解決方法も法廷での弁論も突飛で、周囲を唖然とさせることの多い法曹界の異端児の正体は、弱者のために戦うスーパーヒーローなのだ。

しかしここで気になる点が1つ。現在弁護士のジフンの前職は検事だ。変わり者と言われてはいたが立派な成績で表彰されることもあった優秀な検事が、なぜ寂れた町で開業しわずか1000ウォンで弁護を請け負う弁護士となったのか。その気になる理由は7、8話で明かされる。検事時代のジフンは、よく笑い、よく叫び、どこか飄々としている現在の姿とは真逆で、無口で無表情どこか陰を感じる人物だった。そんな検事時代のジフンの壮絶な過去が語られる7、8話は見ていて胸が苦しくなる回であると同時に、しっかり見てほしい回でもある。
 

公私共に絶好調!主演ナムグン・ミンの魅力も大爆発!

『わずか1000ウォンの弁護士』の主役チョン・ジフンを演じたナムグン・ミンは、出演するドラマが必ずと言っていいほど高い視聴率を叩き出す、韓国で「ナムグン・ミン効果」という言葉もあるほどの人気俳優で、先日結婚を発表するなど公私共に絶好調だ。明るく親しみやすいが掴みどころのない弁護士チョン・ジフンという、一歩間違えると大袈裟になりすぎたり、コミカルになりすぎて敬遠されてしまいそうなキャラクターを、繊細な感情が伝わる抜群の演技力で立体的に演じている。

ナムグン・ミン自身も放送開始前のインタビューで「チョン・ジフンというキャラクターは一見愉快に見え、“弁護料1000ウォン”や“派手な服装”などのコミカルな要素が目立つが、その中には温かく、率直な感動と物語が入っている。楽しさと感動を同時に盛り込んだ物語が持つ力に惹かれた」と作品を選んだ理由を明かしている。

さらに、現在のジフンとは正反対の性格だった検事時代に法廷で出会い、恋に落ちた弁護士イ・ジュヨン役を演じたイ・チョンアとのシーンでの穏やかな表情や、衝撃の事件後に1人静かに佇む深い哀しみと絶望が画面を通して痛いほど伝わるシーンでも、ナムグン・ミンの高い表現力に改めて驚かされるはずだ。『わずか1000ウォンの弁護士』は、今後ナムグン・ミンの代表作の1つになると言えるのではないだろう。
 

キム・ジウン、パク・ジヌとのケミも見逃せない!

大手弁護士事務所の所長である祖父の命令により、ジフンの元で弁護士試補として働くことになったペク・マリは、お嬢様育ちでありながら根性があり能力も高い若手有望株。ジフンに振り回され時に悪態をつきながらも、ジフンの弁護士としての高い能力と弱者に寄り添う弁護方針に共感し、弁護士として成長していく女性だ。そんなマリを演じたキム・ジウンは、「ドクタープリズナー」「黒い太陽」に続いてナムグン・ミンとは3度目の共演。シリアスなドラマでの共演だった過去2作とは異なり、本作では凸凹師弟コンビとして抜群の相性を見せてくれている。また、コメディー要素の強いキム・ジフンとナムグン・ミンとの表情演技対決も必見だ。

ジフンに弁護を依頼した依頼人第1号であり、クリーニング店経営者兼ジフンを支える法律事務所の事務局長の役を演じたのは、「黒い太陽」「ストーブリーグ」でキム・ジウン同様にナムグン・ミンと3度目の共演となるパク・ジヌ。日常茶飯事のジフンとマリの言い合いを優しい笑顔で中和してくれる存在で、法律事務所でのシーンはもちろん、クリーニング店の配達車両に乗せ3人で調査に向かうシーンなど、漫才トリオの様に息ぴったりの3人のケミがよくわかるシーンも満載だ。

明るかった主人公が復讐を誓うために冷徹な人間になるドラマは多くあるが、暗く無口だった主人公のジフンがある事件をきっかけに、明るく飄々とした掴みどころのない人間になるという、今までにあまりないキャラクターの設定も面白い『わずか1000ウォンの弁護士』。まだ明かされていないジフンの心の中にあるものが気になると同時に、権力や金を盾に弱者を追い詰める者から勝利を勝ち取るジフン、そしてマリの活躍に期待しながら見ていきたいドラマだ。



執筆:平松道子

■配信情報
『わずか1000ウォンの弁護士』
ディズニープラスにて独占配信中!

配信URL:https://lin.ee/cpVAkcQ/yfsz/news/1022

【キャスト】
ナムグン・ミン『キム課長とソ理事~Bravo! Your life~』『ドクタープリズナー』『ストーブリーグ』『恋のトリセツ~フンナムとジョンウムの恋愛日誌~』『黒い太陽』
キム・ジウン『アゲイン・マイ・ライフ』『黒い太陽』『他人は地獄だ』

【スタッフ】
監督:キム・ジェヒョン
脚本:チェ・スジン、チェ・チャンファン

【ストーリー】
わずか1000ウォン(日本円で約100円)しか報酬金を受け取らない実力抜群なヘンテコ弁護士、チョン・ジフン。高額な法律相談料を負担できない一般人のために法廷で戦う彼は、まさに頼もしい正義の味方。とある裁判で、彼は法曹界ロイヤルファミリー出身の司法官試補ペク・マリを相手にあっさり勝訴するが、スペック高し、プライド高しの彼女はまさか自分が負けるなどとショックを受ける。予測不能のチョン・ジフンに苦手意識を持つペク・マリだが、今度は急に法律事務所代表の祖父に「チョン・ジフンの元で2ヶ月修行してこい!」と言われ、インターンとしてチョン・ジフンの事務所に入ることに……。

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記者 : Kstyle編集部